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今年に読んだ本 ベスト10

2009.12.27 - 日記

本を整理して近所のブックオフに引き取ってもらったら、70冊で4340円なり。割がいいとはいえないけれど、いままでで一番高い買い取り額であったので、ちょっと気分がいい。
ついでにCDコーナーをのぞいてみると、ウイーン・コンツェルトハウスの八重奏曲が500円で出ていたので購入。現在は廃盤であり、ネットのオークションでは1万近くするので手が出なかったもの。こういう掘り出しものがあるから、ブックオフは侮れない。これが今年最後のヒットになるかな。

今年に読んだ本のなかで、特に面白かったものをあげてみる。投稿順。


R・D・ウィングフィールド(芹澤恵訳) 「夜のフロスト」
次々に発生する事件を追うスピード感、そしてフロスト警部の下ネタがたまらない。

吉田戦車 「一生懸命機械」
漫画を好きにも関わらずあまり読まないのはコストパフォーマンスが悪いから。貧乏性なのである。
この漫画はブックオフで見つけたもの。機械にも感情があることを知った。
あるったらあるのだ。

太宰治 「富嶽百景」
放蕩作家は、峠の茶屋でもモテモテであった。

田村隆一 「詩人からの伝言」
大酒呑みで女好きの詩人が人生を語る。こういう人にワタシはなりたい。

池澤夏樹 「キップをなくして」
子供の夏休みの甘酸っぱい経験を情感豊かに描いている。電車好きにもオススメ。

宮台真司 「日本の難点」
切れ味鋭い文明批評。少々難解な箇所もアリ。

高田純次 「適当日記」
半分以上は作り話じゃないかとも思うが、面白ければいいのである。

大前研一 「質問する力」
この本に触発されて、会議では必ず質問をするようにした。
1ヶ月もたなかったけど。

内田樹 「下流志向」
今年はこの著者の本を一番読んだかもしれない。勢いのある分析力が魅力。

小谷野敦 「禁煙ファシズムと断固戦う!」
自身の生活を壊してまで喫煙にこだわる著者。このエネルギーをわけてもらいたい。

デカルト(谷川多佳子訳) 「方法序説」
昔から同じようなことで悩んでいたのだなあとしみじみ感じる。
古典を読む醍醐味である。


ベスト10とかいって、11ある。数も数えられなくなったようである。

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