忍者ブログ

ボロディン四重奏団のボロディン「弦楽四重奏曲第2番」

2007.11.21 - ボロディン
Borodin

ボロディン 弦楽四重奏曲第2番、他  ボロディン弦楽四重奏団


今晩は、イタリア料理屋でウォッカを呑んだ。
そこで、ロシア音楽である。

ボロディンの2番の弦楽四重奏曲は、第3楽章に「夜想曲」とニックネームをつけられていて有名だ。有名といえば、この時代のロシアの弦楽四重奏曲には、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」なんて曲もある。
ボロディンが1881年、チャイコフスキーが1871年の作品。
チャイコフスキーの曲は、トルストイが聴いて涙したというエピソードが伝えられているが、確かに疲れているときに聴くと涙が出そうになるくらいに感傷的な音楽で、激甘音楽甲子園の優勝候補といえる。
それに比べると、ボロディンの「夜想曲」は、もう少し毅然としている。ただ、メロディーは毅然としているものの、同じ旋律を惜しむように何回も反復され、甘美にデコレートされていくあたりは、酒とか女とか炙ったイカとかが登場する巷の演歌のようにも聴こえる。まあロシアなので、豚のバーベキューのシャスリクをサカナにウォッカを朝までだらだらと飲み続けるといったような雰囲気だろうか。
概して、呑みながら聴く音楽は、このような小編成のものがよいようだ。大編成のオーケストラで揺さぶられながら呑むのは、少々しんどい。
ボロディン四重奏団の演奏は、よい。端正であり適度に甘くもあり、なにしろ響きがキレイだ。
芳醇な響き。端麗甘口。
この曲、それほどいろいろな演奏を聴いているわけではないが、これはいい演奏なのじゃないかと思う。
PR
   Comment(2)   TrackBack(0)    ▲ENTRY-TOP

Comment

無題 - rudolf2006

吉田さま お早うございます。

ボロディンの弦楽四重奏曲第2番
何ものにも代え難い曲ですね。
あの旋律の美しさは、ロシアの曲の中でも屈指のものではないでしょうか。
確かNHKのクラシックの番組の何かで使われていますよね。

これって何の曲って思っていたのですが、ボロディンの曲と知ってから、CDを購入しました。私は、ロシアン・カルテット盤を持っています。ボロディン・カルテットの演奏は、ショスタコーヴィッチの弦楽四重奏曲の録音を持っています。

夜、温かくした部屋でくつろぎながら聴く音楽としては最右翼の曲かもしれませんね。

ミ(`w´)彡 
2007.11.22 Thu 07:03 URL [ Edit ]

Re:rudolf2006さん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

コメントありがとうございます。

この曲のCDを買うのは、確か今回が初めてです。今までは同じボロディンSQの来日公演のエアチェックテープを聴いていました。
いい曲といい演奏です。
2楽章のメロディーは言うまでもなく、他の楽章も捨てがたい魅力があります。ロシアって感じですね。
夜更けに暖かい部屋で熱燗でも呑みながら(酒の種類はなんでもいいのですが…)聴くのにはもってこいです。
2007.11.22 18:13

無題 - sweetbrier

こんばんは。
ボロディンのメロディーには無闇に心惹かれるものが、私にはいくつかあります。ピアノの小品とか、オペラの中のバレエ音楽とか…。こちらで取り上げておられる「夜想曲」も、そんな作品のひとつかな、聴いてみたいなと思います。

激甘音楽甲子園大会、いいですね。買揃えるのはなかなかできませんが、ラインナップだけでもやっとこう。今日のエントリー、リストに入れさせていただきます♪
2007.11.23 Fri 21:45 URL [ Edit ]

Re:sweetbrierさん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

コメントありがとうございます。
ロシアの作曲家には、とても印象的なメロディーを書くヒトがいますが、その中でもボロディンは代表的なメロディーメーカーといえるのではないかと思います。
この四重奏曲は、2楽章はもちろん素晴らしいですが、他の楽章もいいのです。メランコリックなところもある一方で、毅然とした佇まいがあり、全体のバランスも優れています。ボロディン四重奏団の、ほのかな甘さも効いています。
いつか、激甘音楽のトーナメントをやってみたいですねえ。いまさらですがクラシック音楽は深いです。
2007.11.23 22:13
コメントタイトル:
投稿者名:
Mail:
URL:
投稿内容:
Password: ※1
Secret: 管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。

TrackBack

この記事へのトラックバック
TrackBackURL
  →
カレンダー
01 2020/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 7 8
10 11 14
16 17 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
ポチっとお願いします(´_`\)  ↓ ↓ ↓
カテゴリー