忍者ブログ

寺岡清高、新交響楽団、芥川也寸志とベートーヴェン

2025.10.15 - 演奏会

gr



寺岡清高指揮 新交響楽団の演奏会に足を運びました(10月13日、東京芸術劇場コンサートホール)。

今年は芥川也寸志の生誕100年ということで、この日は2曲取り上げられました。
「トリプティーク」は艶々した音がじつに美味であり、グリーグやニールセンの愛らしい弦楽合奏作品を想起しました。
「交響管弦楽のための音楽」は、朗々とした旋律に打楽器が細やかな味わいを添えて、色鮮やか。
ベートーヴェンも聴きごたえがありました。
2曲とも、9名のコントラバスによる土台の上、キビキビとした足どりで清冽な輝きを放ち、眩しかった。ことに5番の終楽章における、力強くて凛とした佇まいに目頭が熱くなりました。




























PR
   Comment(1)    ▲ENTRY-TOP

Comment

お久しぶりです。 - アソー

ご無沙汰しております。
私も当日会場で聴きました。今年は芥川生誕100年で作品が取り上げられる機会が多く、芥川氏縁の新響で聴けたのは嬉しい限りでした。2階席で聴いていたのですが、交響管弦楽のための音楽の第二楽章の時、前の席に座っていた女児が楽しそうに身体を揺すってノリノリで聴いていたのが見えて嬉しく感じました。こんなイケイケの愉しい曲、踊りたくもなりますよね。
ベートーヴェンの2曲はどちらも非常に正統的な格調の高い演奏でこちらも満足でした。
2025.10.26 Sun 10:01 [ Edit ]

アソーさん、こんにちは - 管理人:芳野達司

ご無沙汰しております。
交響管弦楽でお子ちゃまが踊っていましたか!たしかに、色鮮やかで愉しい曲です。今年は、普段あまり聴くことがない芥川作品にたくさん触れることができています。
ベートーヴェンも聴きごたえがありました。
新響は、アマチュアの新鮮な心意気を持っていることに加えて、プロの技術を併せ持つ稀有なオーケストラだと思います。
2025.10.26 11:45
コメントタイトル:
投稿者名:
Mail:
URL:
投稿内容:
Password: ※1
Secret: 管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。
カレンダー
11 2025/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
ポチっとお願いします(´_`\)  ↓ ↓ ↓
最新TB
カテゴリー