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ザンテルリンク、フィッシャー、ドレスデン・フィル来日公演

2019.07.04 - 演奏会

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ミヒャエル・ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルのコンサートに足を運びました(2019年7月3日、サントリー・ホールにて)。


ブラームス ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:ユリア・フィッシャー
交響曲1番


フィッシャーのヴァイオリンは、軽やかでしなやか、まるで天空を舞うかのよう。線は細めだけれど、オーケストラの音量に負けない強靭さも併せ持つ。
それにしても、なんてチャーミングなブラームスだろう! みずみずしく芳香ある空気は大ホールいっぱいに満たされ、音楽を聴く喜びに震えました。
知る限りでは、ハーン/サロネン以来の名演。
オケは第1ヴァイオリンが4プルト、コントラバス6名。


交響曲は、若々しくてスリム。痩せていた頃のブラームスを想起しました。
ザンデルリンクは随所に細かい味付けを施していたようです。とりわけ、終楽章序奏部のピチカートにおいては大きく緩急をつけたあたり、幽玄な佇まいがあって面白かった。全体を通してキビキビとしたテンポでもって颯爽と走り抜け、淡麗な後味が残りました。
第1が5プルト、コントラバス6名。


ドレスデン・フィルは、個々の奏者の技術力は東京のプロオケと大差ないと思われます。ただ、音が断然まろやかで柔らかい。これはどこから来るのだろう。楽器なのか、力量なのか、はたまた風土か。






















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Comment

ドレスデンの響き - yoshimi

おはようございます。
ドレスデンフィルではないのですが、シュターツカペレ・ドレスデンについて、レーゼルは「世界のオーケストラは国際化して画一的になっているとも言われますが、ここにはまだ伝統として守られてきた<ドレスデンの響き>が残っていると思います」、「温かい響きを特徴とするために、時として長めにゆったり歌って遅めになる傾向もあったりしますが、ドレスデンならではの旧き良き美しいサウンド」とブックレットで言ってました。
同じ響きではないでしょうが、同じドレスデンのオケなので、ドレスデンフィルも<ドレスデンの響き>をまだ残しているのではないでしょうか。

フィッシャーは、プロのピアニストとしてピアノも弾く人なんですね。同じ演奏会でサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番とグリーグのピアノ協奏曲を弾いたそうです。
指揮者とピアニストの兼業はよくありますが、ヴァイオリニストとピアニストというのは珍しいですね。
2019.07.05 Fri 08:23 URL [ Edit ]

いい響きでございました。 - 管理人:芳野達司

yoshimiさん、こんばんは。
シュターツカペレ・ドレスデンのほうが一般的にメジャーとされていますよね。こちらは3,4年前に、やはりサントリーホールで聴きました。今回のフィルハーモニーを聴いて、あまり遜色はないと感じました。テクニカルな面といい、コクがあっていくぶん鄙びた響きも。おっしゃるように、昔ながらの匂いみたいなものが、まだ残っているのかもしれません。
フィッシャーのピアノは余興だと思っていました! マルチ録音であれば、ひとりでヴァイオリン・ソナタができちゃいますね。
2019.07.05 21:26
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