
歌劇団テオ・ドーロによるグノー「ロメオとジュリエット」公演に足を運びました(2025年7月5日、和光市サンアゼリア大ホールにて)。
この団体は埼玉県和光市を本拠に活動をしており、訪れるのは2度目。ソリスト、合唱、オーケストラはアマチュアを中心に構成されているそうですが、知っている歌手も何人か見られます。
グノーのオペラと言えば「ファウスト」のほうが有名でしょう。何度か観たことがあるし、CDも多く出ています。それに対し当オペラは、「ファウスト」ほど名の知れたアリアはないものの、親しみやすいメロディーが全編に渡っており、聴きやすいと思います。
ラストにおけるジュリエットの死の場面に、胸が熱くなりました。
また、演出は市民オペラにしては凝ったもので、舞台装置は簡素ながらじゅうぶんに楽しめました。
来年に開催される次回公演にも足を運びたいと思います。マスネの「マノン」ということで、フランスが続きます。

PR