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モーツァルト セレナード「グラン・パルティータ」 ホグウッド指揮アマデウス管楽合奏団
しじみさんとNiklaus Vogelさん主催による5月のマンスリー企画は「組曲」ということで、今月もできるだけ参加できればいいなと思っている。
昔から組曲という形態はよく耳にしてきたけれど、範囲はなかなか広い。
時代としてはバロックから現代まで作られているし、ジャンルも器楽曲から管弦楽曲、歌曲まであって実に幅広い。星の数ほどもある古今の曲から何を聴こうかと改まって思うと目移りして困る。基本はバッハだと思うが、今日はモーツァルトが聴きたかった。
「グラン・パルティータ」は一般にセレナードの10番として知られているけれど、副題に「組曲」の名が含まれているのでいいかなと。
しかもグランだし(?)。
この曲を知ったのは、映画「アマデウス」。アダージョの部分を聴いて感動しているサリエリがとても印象的だった。サウンド・トラックではマリナーが演奏していたけれど、あれもいい演奏だった。
それからしばらくして買ったのがこのホグウッド盤で、これもなかなかのものだと思う。
オケはアマデウス管楽合奏団。これ以外の演奏をみたことがない私にとってはナゾの団体だが、みんなとてもうまい。とくに先のアダージョのオーボエなんかは毅然としていて素朴な味わいがあってうならせられる。そして最終曲における圧倒的なスピード感も聴き逃せない。モーツァルトのアレグロの魅力が炸裂していて、思わず顔面を揺らしてしまう。
しかし考えてみるに、この13楽器という編成で常駐している団体は滅多にないと思うし、事実多くの録音はオーケストラのメンバーの選抜なわけだから、このアマデウス管楽合奏団も、エンシェント室内管あたりの選抜メンバーなのかも知れない。
輸入盤なので解説を読まない、いや読めないハンデがここにある。ググッても、これといった情報は見当たらなかった。残念。PR
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