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ブーレーズのマーラー「第6」

2006.06.25 - マーラー
所用があって、数年ぶりに秋葉原へ行った。
日曜日なので、メイン通りは歩行者天国だったのだが、
あちらこちらに人だかりがある。
なんだろうと思って近づくと、コスプレお姉ちゃんの撮影会みたいな
ことをやっている。
男たちが、カメラや携帯を掲げて必死に撮影している。
まわりを見渡すと、明らかに「メイド」と思われる女性が
ビラを配りながら、通行人になにか話しかけている。

なるほど、これは営業なのだ。
写真を撮ったヒトたちのサイトに掲載してもらうことで、
集客をする。
紹介した人たちには、なんらかのサービスを提供する。
そういうシステムなのではないだろうか?

メイドカフェ。
テレビを見る限りでは、男にご主人様気分を味わわせてくれる
場所のようだ。
つまり「S」を堪能できるということだ。
そういうことであれば、近い将来に「女王カフェ」が誕生するであろう
ことは容易に予想できる。
私に資金があれば、秋葉原に第1号を開店してみようかな?!

もう、あったりして。


ブーレーズ/マーラー第6

マーラー交響曲第6番/ブーレーズ指揮ウイーン・フィル


わりに最近の演奏かと思ったら、もう10年以上前の録音だ。
月日の過ぎさる速度が、最近ますます加速している。

第1楽章のヴァイオリンの入りのところが、ウイーン・フィルらしく、
アインザッツがズレている。ブーレーズがこれを許していることに
少し驚いた。
ショルティがウイーン・フィルに対するような、強引な締め付けは
ここにはない。
ブーレーズは、かなり自由にウイーン・フィルに弾かせている。
彼も丸くなった、ということか?

第1楽章のフルートや第2楽章のオーボエの音色は、とろけるようだ。
第1楽章はややゆっくり目のテンポだが、静かな部分がいい。
木管楽器と弦楽器との交錯が絶妙で、はっとさせられるところがある。
ところが。

第2楽章から最後までは、とても平板。
最終楽章は、「ハンマー」どころかハリセンのほうがまだましである。
あまりにも退屈なので、途中からスポーツ新聞を読み始め、サッカーの
日本戦を振り返ってしまった。
ドラマに出ている若くて綺麗なモデルが、台詞を棒読みしているような
(エビちゃんを指しているわけではない)、そんな味気のなさがある。
ウイーン・フィルの小粋な甘さとブーレーズの緻密さが、掛け違えたボタン
のように噛み合っていない感じがする。
全体的に生ぬるい演奏だった。



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Comment

無題 - ピースうさぎ

私はこの演奏でこの曲に入門しました。
あまりにつまらないので、マーラーの曲の中で最もつまらないもの、と信じて疑いませんでした。
その後テンシュテット盤を聴いて評価は一転しました。
今は一番好きな曲のひとつです。
2006.06.26 Mon 21:01 URL [ Edit ]

無題 - 吉田

ピースうさぎさん、こんばんは。
確かにこの演奏はいまひとつ、ピンときませんね。コンセプトがはっきりしていない気がします。
テンシュテットのものは、良いですね、新旧ともに。あと、ショルティやシノーポリ盤も気に入っています。
2006.06.26 Mon 23:42 URL [ Edit ]

無題 - mozart1889

今晩は。
ブーレーズの「悲劇的」、ボクは面白かったで寸。この曲はマーラーの中で8番とともに最も苦手な曲なんですが、ブーレーズの演奏を聴いて「なるほど」と思う瞬間がありました。サラサラしたマーラーですが、僕とは相性が良かったようです。
2006.06.28 Wed 01:02 URL [ Edit ]

無題 - 吉田

mozart1889さん、こんにちは。
CBS時代のとんがっていたブーレーズを好きなので、DGとのこの演奏を聴いてみました。ユニークな解釈だと思いますが、もっとメリハリのあるほうが私に合うようです。マーラーの他の曲も聴いてみようと思います。
2006.06.28 Wed 08:32 URL [ Edit ]
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クラシック音楽のひとりごと 2006.06.28   00:59
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