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"家族はつらいよ"、ボロディンSQ、"ラズモフスキー3番"

2016.04.01 - ベートーヴェン

ma
 


錦糸町楽天地シネマズで、山田洋次監督の「家族はつらいよ」を観る。

これは、熟年離婚をテーマにした喜劇映画。
ストーリーは月並みなものの、王道をいくギャグと、役者の演技が見もの。

老夫婦は橋爪功と吉行和子、長男夫婦は西村雅彦と夏川結衣。長女夫婦は中嶋朋子と林家正蔵。次男は妻夫木聡でフィアンセは蒼井優、居酒屋のママは風吹ジュン、ビルの管理人に笹野高史、ヘッポコ探偵が小林稔侍。
それぞれ持ち味を出した演技合戦を繰り広げており、鉄板、安心して観ていられる。キャスティングの妙でもある。
孫が野球大会の模様を吉行に電話するくだりは泣けた。

ただやはり、完成度は「男はつらいよ」シリーズに及ばない。

 

ma




ボロディン四重奏団の演奏で、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲9番「ラズモフスキー3番」を聴く。

豊かな毛筆でぐいっと一気に描いたような、これはベートーヴェン。

東京やズスケの演奏のように、楽器のひとつひとつが分離しているというよりは、塊りの勢いで聴かせる。残響が多い録音もそれに拍車をかけているのではあるまいか。
情感をたっぷりと湛えており、口当たりのよい、優しい音楽に仕上がっている。

アインザッツをずり上げて奏するあたりはロシアと言えどもヨーロッパ風、この効果が表れているのは3楽章とラスト。
3楽章はトリルで終結するかと思わせ、すぐさま立ちあがる箇所がいくつかある。この立ちあがり部分をずり上げて奏しているのだが、じつにかっこいい。肩で風を切るベートーヴェン。
ポルタメントも見事。


ミハイル・コペルマン(vn1)
アンドレイ・アブラメンコフ(vn2)
ドミトリ・シェバリン(va)
ヴァレンティン・ベルリンスキー(vc)


1987年、サマーセット、チャード、フォード・アビーでの録音。




ma
 
カフェ。









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