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グルダのベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第19番」

2007.01.13 - ベートーヴェン
グルダ

フリードリヒ・グルダ/ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第18番~22番」


今日は休日出勤。該当プロジェクトのメンバーはほぼ全員勢ぞろい。それでも普段とは違った雰囲気が漂う。みんな私服であるし。
夜は新宿でホルモン屋、二次会はギネス・ビールで仕上げ。私にとって繁華街といえば、やはり新宿。歌舞伎町が一番賑やかだけど、最近は南口もなかなか華やかである。


ベートーヴェンのマンスリー企画は楽しみすぎて、何をやったらいいか手に余ってしまうけれど、やはりここは地味でも好きな曲がいいかと、19番。
このグルダの演奏だと、全曲で8分弱という短かさ。そのわりには内容は大交響曲のよう、というわけでは全然なくて、曲の長さも内容も正々堂々とした小品である。

このト短調ソナタは作品番号は49だが、実は1798年に作曲されている。出版の順序で作品番号が大きいので中期の作品に見えるが、初期の作品である。

第1楽章は、とても気弱な青年の独り言のよう。まるで将来を閉ざされたかのような憂愁をひたひたと感じる。
第2楽章は、かの青年の恋の予感である。毎晩見る夢に登場する女性が相手なのだが、これはそのまま夢のままで終わるよ、という話。

ホントか?

この第2楽章の都心の閑静な深夜のような幻想味と、あっけなさを気に入っている。ベートーヴェンの曲のなかでも特に愛らしい音楽であると思う。夢に出てきてほしいくらいだ。



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Comment

無題 - Niklaus Vogel

吉田さん、こんばんは!
本当にこの企画、何を取り上げるかで毎晩試行錯誤を繰り返しています。(こういったところがベートーヴェンらしいでしょうか?(爆))
このソナタは愛らしいですね。若き日のベートーヴェンの一面を垣間見るようで、すてきです。
私の夢は「大フーガ」作品133でうなされています(爆)。
2007.01.14 Sun 00:15 URL [ Edit ]

Re:Niklaus Vogelさん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

ベートーヴェンのこの企画、だいたい年代ごとに聴いていこうかなと思っているのですが、このペースでいくと後期までたどり着けなさそうです(笑)。
このソナタはなかなかです、今の気分ですと初期のものがしっくりくるようで。
>私の夢は「大フーガ」作品133でうなされています(爆)。
大量に寝汗をかきそうですネ(笑)。
2007.01.14 11:47

無題 - rudolf2006

吉田さま こんにちは

ベトベンのこのピアノソナタ、聴いたことがありませんでした、爆~。あれだけ、偉そうにピアノソナタのことを語っているのに、爆~。

本当に小品ですね、次の20番も。
若い頃の作品でしょうね。初期の作品には管楽器のための室内楽などもあって、モツアルトとはまた違う世界を見せてくれていますね、この言葉が当てはまるかどうか分かりませんが、「愛らしいベトベン」ですよね、グルダの慈しむような演奏も良いですね~
ミ(`w´)彡 
2007.01.14 Sun 15:40 URL [ Edit ]

Re:rudolf2006さん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

ベートーヴェンの18番~20番のソナタはコミカルな味わいがあったりして面白いです。作曲年代はわりとバラバラで、19番と20番は作曲者20代の頃のものです。
グルダの演奏は、まんべんなく速いのですが、おっしゃるようにとても大事に弾いているようです。音の粒立ちがいいですね。
2007.01.14 17:08
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