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プレヴィンのプーランク「ピアノと管楽器のための六重奏曲」

2007.10.06 - プーランク
previn

プーランク 六重奏曲 アンドレ・プレヴィン(Pf) エリザベス・マン(Fl) スティーヴ・テイラー(Ob) デイヴィッド・シフリン(Cl) デニス・ゴッドバーン(Fg) リチャード・トッド(Hr) 



三連休の初日は、池袋へ出て買い物。
HMVではクーベリックのマーラーとリヒテルのショパンを購入。リヒテルは興味深いCDがまとまって発売されていて、どれにするか迷いまくった。
そのあと、ジュンク堂にて「ダヴリンの市民」と「前田の美学」。カープの前田、好きなのだ。イチローの背番号「51」は、入団当初につけていた前田の背番号に習ってつけたものなのだそうだ。
イチローに尊敬され、落合に天才といわれた男。打撃フォームの美しさは球界随一だろう、テレビでカープ戦をやっているときは、ほかの事をやっていても、前田の打席だけは欠かさずに見るのか慣わしだ。


プーランクの六重奏曲は1932年に作曲された。その後1939年に改訂され、現在はこの改訂版が広く一般に演奏されていて、プレヴィンの演奏もこの版だという。
初めて聴いたが、とてもいい曲だ。立て続けに3回聴いた。
第1楽章は、プーランクらしい諧謔的なリズムと響きに満ち溢れていて、ピアノと木管楽器の掛け合いは華やかな彩りがある。
第2楽章は感傷的なメロディーが印象的。それぞれの響きはこってりと甘いヨーロッパのお菓子のよう。終楽章は、その総決算みたいな音楽。賑やかさがある一方で、最後は落ち葉のように枯れた後味を残しながら唐突に幕切れる。
プレヴィンのピアノを始めとして、みんなうまいもの。不満なし。
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Comment

無題 - rudolf2006

吉田さま こんばんは

クーベリックのマーラー、買われましたか?何番でしょうか? リヒテルも良さそうですね~。

プーランクは管楽器の名曲をいくつも残していますよね~。管楽器はモツアルト以降はソロ楽器としてはほとんど使われなかったですが、19世紀終わりから20世紀にかけて、フランスの作曲家が名曲を多数書いてくれていますよね。サン・サーンスのソナタ集も良いですし、プーランクの室内楽も珠玉のものですよね~。
このCDは未聴ですが、フランス人の演奏なら、何枚も持っています。

ミ(`w´彡)
2007.10.06 Sat 21:49 URL [ Edit ]

Re:rudolf2006さん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

コメントありがとうございます。

クーベリックのマーラー、今回は5番です。今まで聴いてこなかったのが不思議であります…。
リヒテルはショパンやベートーヴェンやハイドンなど、まあたくさん出ていて、どれにするか頭髪が抜けるほど悩みました(笑)。

このCDにはプーランクのほかにミヨーとサンサーンスが入っていますが、プーランクを最も気に入りました。曲が短いこともあり、何度も繰り返し聴いて飽きません。
2007.10.07 11:29
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