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プレトニョフのチャイコフスキー「交響曲第5番」

2008.06.30 - チャイコフスキー


tchaiko

チャイコフスキー交響曲第5番 プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団


明日まで忌引き。
正直言って、特に用事もなかったので、本をパラパラめくりつつFMを流していた。
中学生のころ、試験で早く帰ることができる日は喜んで聴いていたものだ。あの頃は1時から3時までクラシック音楽をやっていたけれど、いつのまにか時間帯が変わり、2時から放送している。
今日はロシア特集で、途中のボロディンから聴いていた。
FMでは、あたりまえだけど自分がとくに聴きたくない曲でも否応なしに流してくれる。
だから新たな発見をすることが多い。


たまたま今日は知っている曲ばかりだったけど、演奏はみんな初めて聴いた。タカーチ四重奏団のボロディン、マイスキーのロココの主題、プレトニョフのチャイコフスキー第五。
それぞれいい演奏だったけど、印象に残ったのはプレトニョフの交響曲。
プレトニョフは、吉田秀和の番組がよく取り上げていたのを知っていたけれど、交響曲をまともに聴いたのはこれが初めて。というか、プレトニョフが指揮した音楽をほとんど知らなかった。
それは、ピアニストが指揮を始めることに対してナゼか偏見があるからなのだ。アシュケナージやエッシェンバッハもそうなのだけど、どうも積極的に聴こうとしない。
だから出遅れてしまう。
ピアニストで一流の域に達したヒトであれば指揮者としてもある程度大成できることを、彼らの活躍をみていればわかるのだけど…。


プレトニョフのチャイコフスキーは、適度に抑制のきいた色彩的なもの。
第1楽章はリズミカルで深刻さは控えめ、第2楽章ではホルンにかなりヴィヴラートがかかっていて、これはこってりと甘い。3,4楽章は、流れがよくて、とてもスマートだ。
第五はもともとかなり大仰な音楽であるから、あんまりパワフルにやられると疲れてしまうが、この演奏ではそういうことはない。ほんのちょっともの足りないなあと思うくらいが、腹八分目でちょうどよいかも知れない。

1995年4月、モスクワでの録音。
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Comment

無題 - rudolf2006

吉田さま こんばんは

今日は忌引きですか
お疲れが出ませんように〜

ピアニストは、コンチェルトでろくでもない指揮者と共演していて、もおお〜と思うのではないでしょうか、それで、あんな指揮なら、私が指揮をする、と思うのではないかなって思いますね〜。

ピアニストで成功している指揮者、エッシェンバッハ、バレンボイム(私はピアニストとしては好きですが、指揮の方は;;)などなのかもしれませんね

プレトニョフ 確か、チャイコの「四季」というピアノ曲集を持っていたと思うのですが、指揮しているものは聴いたことがありません。

エッシェンバッハは、ルネ・フレミングと競演している、シュトラウスのアルバムは、かなり良いと思いました〜。

ミ(`w´彡)
2008.06.30 Mon 18:54 URL [ Edit ]

Re:rudolf2006さん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

コメントありがとうございます。

告別式も終わり、落ち着きました。
葬儀は土日に済ませてしまったので、とくに忌引きをとるまでもなかったのですが、一応取りました。

>ピアニストは、コンチェルトでろくでもない指揮者と共演していて、もおお〜と思うのではないでしょうか

なるほど、そういうことがあるのかも。いい伴奏者に出会うことはなかなか稀有なことなのでしょう。オーマンディとかプレヴィンなんて大物が伴奏するということが、普通だと思ってはいけないのでしょうね。
バレンボイムとエッシェンバッハは、もうすっかり指揮者として名を成してしまいました。
でも、いまだに両者ともピアニストの印象が強いです…。
2008.06.30 21:20
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