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2005「シューベルティアーデ」を聴く

2006.05.21 - シューベルト
つい先ほど聴いた、NHK-FMの「海外クラシックコンサート」の
模様。

まず、シューベルトの「美しき水車小屋の娘」。

まったくもって不勉強なことに、ディートリヒ・ヘンシェルという
バリトンを初めて聴きました。
1967年ベルリンの生まれ。フィッシャー=ディースカウに師事
したこともあり、90年のフーゴー・ヴォルフ・コンクールで優勝
して以来、FDの後継者として期待されているとのこと。

バリトンのヒトがこの曲をやるのは難しいでしょう。
もともとテノールのために書かれた曲ですし、バリトンだと
全曲の色調が重くなってしまうのです。

声は音域の高いホッターみたいな感じ。低い音域での声が、
とても伸びやかできれいです。
反面、高音域の箇所になると、あまり小回りがきかないため、
ちょっと重たくなるときがあります。
ピアノは、ヘルムート・ドイチェ。

この曲を通して歌うには、かなり思い入れがなければ、なかなか
できないことだと思います。
彼のテンポのふり幅はとても大きく、感情豊かなシューベルト
を歌いきっていました。
でも個人的には、この曲集はテノールがいいかな?


そのあと、プレガルディエンのリサイタル。
「美しき水車小屋の娘」から3曲に加え、ブラームス、シューベルトの
夕べからの抜粋。
ここでは、伴奏をホップストックのギターが奏でていました。

このギターが、いい。

マイケル・チミノの「天国の門」という映画の音楽を思い出しました。
あの映画では、デヴィッド・マンスフィールドが音楽を担当しました
が、クラシック・ギターをメインにした音楽が素晴らしく、
音楽を聴くためだけに何度も映画館に通ったほどでした。

ヘンシェル
チミノ 「天国の門」

プレガルディエンの澄んだテノールはいつも通り快調。
このヒトは、シューベルトを歌うために生まれて来たのか?
「野ばら」を、こんなに軽やかに味わい深く歌うのを
聴いたのは初めて。
伴奏のギターのひなびた感じが、なんともいえない。

静かな田舎に行って、取れたての野菜や地鶏の料理で
もてなされるような、そんな暖かい雰囲気のリサイタルでした。
こんなリサイタルなら仕事をサボってでも行きたい、そんな気がした
日曜の午後でした。


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