新宿区民オペラ実験劇場による、モーツァルト「フィガロの結婚」公演に足を運びました(2021年4月10日、新宿文化センター小ホールにて)。
「フィガロ」はここ1年に2回観ていますが、いずれも面白かったし、この日も例外ではありませんでした。
オーケストラは4型といっていいのかな、室内楽編成で小気味よい。歌手はみんな活力に溢れていました。
とりわけ、1幕のスザンナとマルチェリーナとの二重唱、2幕における7重唱、そしてラストの合唱。背中が痺れました。
こんなにワクワクさせられる音楽、モーツァルトの楽しさを毎回ながら思い知らされた次第。
このご時世、区民オペラとはいえ、いや区民だからこそ厳しい制約のもとに上演される志に、畏敬の念を覚えるとともに深く感謝します。
アルマヴィヴァ伯爵:桜井 航
ロジーナ伯爵夫人:六角実華
フィガロ(従者):荒井 魁
スザンナ(侍女):小澤美咲紀
マルチェリーナ(侍女頭):飯島由利江
ケルビーノ(小姓):宮下 麗
バジリオ(音楽教師):飯沼友規
指揮:米津俊広
演出:園江治
合唱:新宿オペラ合唱団
管弦楽:新宿オペラ管弦楽団
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