城谷正博指揮 新交響楽団による「ジークフリート」公演に足を運びました(2025年1月5日、ミューザ川崎)。
ジークフリートは筋肉質で骨太。現代ではシャーガーのような細身で精悍な声が好みだけれど、これはこれで一興。
ブリュンヒルデは余裕綽々。色香もたっぷりと湛えており、不満なし。
ミーメの、透明度が高くとんがった声色は、私のイメージにぴったり。まさに適役といった塩梅であり、聴いていて愉快でした。
2幕のオケも見事、痒いところに手が届く選曲で、抜粋ながら「ジークフリート」をじゅうぶんに堪能しました。
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