忍者ブログ

クーベリック、マーラー"復活"

2016.03.10 - マーラー

ma
 


クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団・他の演奏で、マーラーの交響曲2番「復活」を聴く。

エディト・マティス(ソプラノ)
ノーマ・プロクター(アルト)
バイエルン放送交響合唱団(合唱指揮:ヴォルフガング・シューベルト)

このディスクは10年ほど前に購入し聴いたが、あまりピンとこなかったので放置していた。クーベリックのマーラーは気に入っているが、「復活」だけはいまひとつかと思っていた。
この曲を無性に聴きたくなり、棚を見たらすぐに目に入ったので、手に取った。

聴いてみると、いい。とても。ひとつひとつのフレーズに細かなニュアンスがついているから、テンポは総じてやや速めだけれど、せかせかした感じはない。それが自然でどこも腑にストンと落ちる。冒頭のコントラバスの迫力はなかなかのもので、左のスピーカーが割れる。

また、副声部の楽器がはっきりと聴こえるところも面白い。クーベリックは基本的に対抗配置をとっているから、ヴァイオリンは明瞭に聴こえる。木管楽器がハッキリと浮き立つところは、クーベリックの工夫だろう。普段あまり聴こえないホルンのトリルは3楽章で聴くことができる。

金管楽器がうまいことは特筆に値する。シカゴ交響楽団のような圧力の強さはないものの、弱音のコントロールが見事。じつにデリケート。まったく危なげがない。目立つうまさではないが、かなりの腕前とみた。終楽章の舞台裏のトランペットがまた、独特の雰囲気を醸し出している。
マティスは可憐。プロクターは濃ゆい。コーラスは柔らかく精緻。
ラストは一直線に爆発。気持ちがいい。

10年前はなにを聴いていたのだろう。なんて迂闊な。


1969年2月、3月、ミュンヘン、ヘラクレス・ザールでの録音。





ma
 
ヨット・ハーバー。





PR
   Comment(0)    ▲ENTRY-TOP

Comment

コメントタイトル:
投稿者名:
Mail:
URL:
投稿内容:
Password: ※1
Secret: 管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。
カレンダー
08 2017/09 10
S M T W T F S
1
4 6 7 9
12 14 15
19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ポチっとお願いします(´_`\)  ↓ ↓ ↓
カテゴリー