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ミルシテインのバッハ「パルティータ第3番」

2006.12.05 - バッハ
バッハ

ミルシテイン/バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番」


仕事を終えてトボトボ歩いていると満月が。いや正確にいえばまだ満月ではないのであろう、ほんのすこしひしゃげた月が出ている。この時期になると、星がきれいに見えるのが、夜のひとつの楽しみになる。自分の身にどんな楽しいことや、つらいことがあっても、月は月なのですね。あたりまえですが。
ごちゃごちゃしてややこしい人間世界とは別次元にありながら、いつでも見ることのできる月は毅然としていてエライが、普段は忘れている。もう、圧倒的に忘れ去っている。あってもなくてもよいような扱いを受けている。
でも、普段は全く忘れられている月が、またかっこよいのである。

そんな夜道を歩きながら帰宅し、ビールと焼酎を呷ってからおもむろにパソコンに向かうと、おお、Niklaus Vogelさんが新しいブログを立ち上げているではないか。テーマはバレエ音楽である。
今月に入って何回か記事を拝見したが、私のわからないことも多く、大変勉強になるし、またこれが聴きたくなってしまうのである。従来のブログだけでもスゴイのに、ジャンルを絞って新規で立ち上げるなんて、なかなかできることではないナ。
12月になると「くるみ割り人形」の季節でもある。この曲だけがバレエ曲ではないが、どうもこの季節になるとじわじわと聴きたくなる。ディケンズの「クリスマス・キャロル」のような物語を夢想してしまうのである。歳とともに、世間のクリスマスの喧騒には、ついていけなくなったけれど、静かなクリスマスはいいかもしれない。

ということで、季節にはあまり関係がないであろうバッハ。
ミルシテインは70年代のDG録音から、なんだか急に切れ味が鋭くなったヒトである。もちろん昔の録音も良いのだが、例えばメンデルスゾーンや
ブラームスのコンチェルトを聴くと、最新の録音が一番冴えていると思う。70歳を過ぎてから活気が出てくる指揮者は多いが、ヴァイオリニストは少ないのではないか。
バッハの音楽は、一見軽そうだが、1曲聴くとお腹が一杯になる。私生活と同様、音楽も絶倫である。




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Comment

無題 - Niklaus Vogel

吉田さん、こんばんは!
月をまじまじと見たのは昨晩でしたが、黄昏時の東の空に堂々と輝くさまは、圧倒されました。まだ仕事中でしたが、一瞬現実を忘れてしまいました…。
現実と夢幻の交錯という意味で、酔狂にも別館を立ち上げてしまいましたが、このようにご紹介いただきまして、光栄の至りです。
またよろしくお願いいたしますm(_ _)m
2006.12.06 Wed 00:09 URL [ Edit ]

Re:Niklaus Vogelさん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

月をまじまじとみると、何か心が洗われるような気がします。実生活とはすこしかけ離れた感覚がじわじわとおこります。
チャイコフスキーのバレエ音楽は「現実と夢幻の交錯」ですね。聴いている自分は現実で。
聴いていると、どこか遠くに行きたくなります(笑)。
2006.12.06 00:21
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