忍者ブログ

ロストロポーヴィチ、チャイコフスキー"悲愴"

2017.07.22 - チャイコフスキー

ma




ロストロポーヴィチ指揮ロンドン・フィルの演奏で、チャイコフスキーの交響曲6番「悲愴」を聴きました(1976年10月、ロンドン、キングズウェイ・ホールでの録音)。


「悲愴」は、チャイコフスキーの後期のシンフォニーのなかで最も好きな曲です。
中学生のときは、カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団の疑似ステレオのレコードを、それこそ毎日のように聴いていました。
だけど5番と違って、まだ聴き飽きていない(笑)。
この曲の終楽章は、アダージョで消えるように終わりますが、それにマーラーが影響を受けて第9を構想したとする説があります。そうした革新的な側面もある音楽です。

ロストロポーヴィチは全体を通して概ね中庸なテンポを設定していて、奇を衒ったところはありません。
ロンドン・フィルは、まろやかでどっしりとした音色、各奏者の技量は非常に高いと思います。

1楽章はどの楽器も、音符を慈しむように丁寧に奏でていることがわかります。第2主題は蕩けるように美しい。
2楽章は淡々としています。普段はこの曲を、チャイコフスキーの西欧への憧れとして聴きますが、この演奏はトーンが暗め。
3楽章は昔から好きな曲。煮えたぎるいのちのダイナミズムを感じないわけにいきません。意外なところで強弱の変化をつけており、大変効果的。
終楽章の演奏は、3楽章までの色調を踏襲したものであり、各楽章の連関を強く感じます。弦楽器はときおりポルタメントをきかせて、分厚く鳴らせています。こうでなくちゃ。










ma
 
パースのビッグムーン。















PR
   Comment(0)    ▲ENTRY-TOP

Comment

コメントタイトル:
投稿者名:
Mail:
URL:
投稿内容:
Password: ※1
Secret: 管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。
カレンダー
10 2017/11 12
S M T W T F S
2 3
5 6 8 10
13 16 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
ポチっとお願いします(´_`\)  ↓ ↓ ↓
カテゴリー