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ジュリーニのシューマン交響曲第3番「ライン」

2006.12.31 - シューマン
ジュリーニ

ジュリーニ指揮LAPO/シューマン「ライン」


昨日は、車のエンジンがかからないというアクシデントがあり、今朝JAFに来てもらった。
バッテリーの電圧は正常だったが、機械自体が寿命だったとのこと。
近くに車屋で交換すれば割安だったが、せっかく来てもらったのでバッテリーごと交換することにした。バッテリーの寿命はだいたい3年らしいが、この車は買ってからまだ2年3ヶ月。
最近は週に1,2回しか乗っておらず、メーターも1万に少し届かない。車はもっと頻繁に乗ってやらないとなまってしまうのだ。わかっちゃいるけど、通勤に使っているわけではないので平日は乗らないなあ。6000円也。トホホ。

気を取り直して池袋へCDを買いに。盆とこの時期の都心部はすいていて気持ちがいい。普段の休日の半分くらいの人出である。
収穫は、アファナシェフのシューベルトのソナタと、メイエのクラリネット協奏曲集、そしてミュンシュのミヨーとプーランク。ミュンシュの1000円シリーズは魅力的な盤が目白押し。オリジナル仕様のジャケットがなかなかよく、みんな欲しくなった。
本日の目的のひとつはヴァレーズの曲集だったのだが、HMVの店頭には「ヴァレーズ」の棚はあるのだけれど、なんと1枚も置いていない。見出しだけが寂しく横たわっている。不思議な現象。では一体あの広いフロアを占めているのは何かというと、国内盤と輸入盤の新譜と、店が選んだバーゲン物が多いような気がするのだ。確かにあれらは最も衝動買いをしやすいコーナーであるが、前もって購入するCDを決めてあった場合は、探すのに実に苦労する。ターゲットが決まっているときはネットで、衝動買いは店頭で、という戦略なのかも知れない?


ジュリーニの「ライン」はLP時代からの愛聴盤。
マーラー版を使用しているとのことだが、具体的にどの部分なのかは今もってわからないが、この明快で整理された響きは、楽譜の改訂云々よりもジュリーニのドライヴの比重のほうが強いと思われる。
ロサンゼルス・フィルの硬質で明るい響きと、ジュリーニのゆったりとしたテンポとのバランスが心地よい。
第5楽章の冒頭のテヌートは、シカゴとの「ザ・グレイト」第1楽章第1主題以来の荒業で、始まったときに背筋に電気が走る。
オケにもう少し厚みがあればいいかなと思うが、それは贅沢だろう。昔にエアチェックしたベルリン・フィルとのライヴは、厚みは申し分ないものだったが、その代わりに明るさと軽やかさを失っていた。どちらもいい演奏、甲乙つけるのは好みの問題だろう。

皆様、よいお年をお迎えください。



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Comment

無題 - しじみ

こんばんは。
今日の池袋は空いていましたか!いや~実は私もHMVにCDを買いに行こうと考えておりましたが、大掃除にえらく手間取ってしまい(しかも、まだ終わっていない)結局行けずじまいでした。惜しいことをしました。
ジュリーニの音楽、最近私もよく聴いています。何を隠そう、「時々ベートーヴェン」企画、第1回エントリーもジュリーニなのです。垢抜けた音楽を作る人ですね。ちょっと気に入ってます。
2006.12.31 Sun 22:36 URL [ Edit ]

Re:しじみさん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

あけましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願い致します。

昨日は池袋に昼頃に行きましたが、実にヒトが少なく快適でした。HMVも同様でした。2,3日はポイント2倍、6日は3倍ですよ(笑)。

「時々ベートーヴェン」第1回はジュリーニですかー。何でしょう? 私は昔からこの指揮者を気に入っています。楽しみにしています。
2007.01.01 01:45

無題 - rudolf2006

吉田さま
もうすぐ2006年も終わりですね
珍しく、新年になる前に起きあがりました。
ジュリーニ、良いですね~ シューマンはまだ聴いたことがありませんが、爆~

今年は色々とありがとうございました。
良い年をお迎えください~
ミ(`w´)彡 
2006.12.31 Sun 23:55 URL [ Edit ]

Re:rudolf2006さん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

あけましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願い致します。

ジュリーニのシューマンは「ライン」しかありませんが、彼はこれに思い入れがあったのでしょう、緻密な演奏です。

正月を迎えると、一年はあっという間ですね。今年もrudolf2006さんのブログを楽しみにしています。
2007.01.01 01:48

無題 - adagietto♪

この演奏は『マーラー版』を使用しているようですが、演奏を聴く限り、折衷のような気がします。演奏のせいもありますが、昔聴いた、チェッカトー/ベルゲン・フィルは音が整理されすぎていて物足りなかった記憶があります。
2007.01.01 Mon 09:29 URL [ Edit ]

Re:adagietto♪さん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

「折衷のような気がします」なるほど、そうでしたか。楽譜のことはニガテでありますが、他の演奏と比べるとキリリと締まって整然としています。

ジュリーニとロス・フィルのコンビは、とても魅力的で幸福な関係だったと思います。TBありがとうございました。
2007.01.01 11:39

無題 - Niklaus Vogel

吉田さん、こんばんは!
「ライン」のもっとも気に入っている録音がこのジュリーニ盤です。(やっと昨晩このディスクを見つけ出すことができましたので、亀レスとなってしまいました…(汗)。)
マーラーの改定を一部用いているところが、もっともお気に入りとするに後ろめたさがあるのですが、第1楽章の1:04から1:12にいたるホルンの音型は、いまだに「カッコいい!」と思えてしまいます。
また、吉田さんもご指摘になられた、最終楽章の流れるようなテヌートでの奏法も魅力的ですよね!ロスフィル時代のジュリーニの最高傑作かもしれません。
ところで、第1交響曲(バーンスタイン)と第2交響曲(シノーポリ)、私の2番目に(?)好きな演奏が列挙されており、嬉しい限りです。
今年はシューマンの交響曲のお気に入りを一気に取り上げる機会を作りたいなと思っております。
2007.01.10 Wed 23:05 URL [ Edit ]

Re:Niklaus Vogelさん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

私もこのジュリーニ盤を最も気に入っています。
「第1楽章の1:04から1:12にいたるホルンの音型」うーん、わかります。なんだか英雄的な高揚感があります。
この頃のロス・フィルはよかったですね。最近もいいのかもしれませんが、あまり聴く機会がありません。
シューマンの企画もいいですねー、ベートーヴェンに劣らず魅力があります。
2007.01.10 23:20
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adagietto♪の気まぐれ音楽記 2007.01.01   09:32
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