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"功利主義入門"、カラヤン、"グレイト"

2012.07.24 - シューベルト
  
sc
 

シューベルト 交響曲第8番「グレイト」 カラヤン指揮ベルリン・フィル



児玉聡の「功利主義入門」を読む。

ひとことで言ってしまうと、これはマイケル・サンデルの著作の二番煎じ。哲学者の「ベンサム」を「ベンタム」などと置き換えているが、『これからの「正義」の話をしよう』に比べるとはるかに密度が薄いので、読むのは楽。

功利主義の核心に迫っているとは言い難いと思いつつ、とっかかりとしてはこれくらいが良いのかもしれない。そういう意味では、私には読みやすかった。








カラヤンのシューベルト「グレイト」を聴く。

全体を通して豪奢な演奏であり、なかでも白眉は2楽章。
やや速めのテンポ設定。淡々としていながら、ほんのりとした哀愁を漂わせるオーボエのソロがまず素晴らしい。ふっくらとした色合いもいい。ローター・コッホだろうか。名人芸である。
あと、第2主題に入る経過句のところで、ホルンとクラリネットとフルートだろうか、管楽器によるハーモニーがあらわれるのだが、これが背筋がぞっとするほど美しい。時間にすればほんの数秒なのだが、なんとも言えない至福の音空間なのだ。この部分が特別に印象に残る演奏である。

1,3,4楽章は、だいたい予想通り。


1976年12月、ベルリン、フィルハーモニー・ホールでの録音。






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Comment

お早うございます〜 - rudolf2006

ポンコツスクーターさま
お早うございます〜 お久しぶりです

どうも最近寄る年波に勝てず、グダグダの日々です
MacBookProは今年2回目のダウンですし〜爆〜

Bentham はベンタムと読む読み方もあるようですよ
というか、私はベンタムと読んできたようにも思います
スコットランドに留学した先生に寄ると、thはt、dの音の方が通じるとか〜

カラヤンのこの時期の録音は素晴らしいものが多いですね
、きっとオーボエはコッホさんだと思いますよ、ベームの録音はシュタインスさんが多いと思います
管楽器奏者も、乗り番、降り番があって、指揮者によって奏者がすっかり代わることもあるようですよ
どちらのオーボエ奏者もアル中だったとか〜爆〜
ドイツ系のオーボエ奏者ではコッホさんの気品のある音が一番今でも好きかもしれません
ヴィーンの音痴なマイアホーファーさんも大好きですが〜音痴だけど味わいがある、これは藝だと思います〜

ミ(`w´彡)
2012.07.28 Sat 08:22 URL [ Edit ]

暑いですねえ~ - 管理人:芳野達司

rudolf2006さん、こんにちは。

Bentham はベンタムとも読むのですね。私がいままで読んできたものは「ベンサム」の表記だったと記憶します(あてになりませんが)。外国語の、とくに人名はこだわらないほうがよいですね。

オーボエはコッホですか、70年代なのでそうじゃないかなあと推察しました。ムターとやったブラームスのコンチェルトもたぶん彼だと思うんですよ、ふっくらとした音がよく似ているので。あの演奏も好きなんです。
コッホはアル中でしたか。
親しみが持てます^^
2012.07.28 18:02
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