忍者ブログ

新国立劇場、モーツァルト、"魔笛"

2018.10.15 - 演奏会

ma



新国立歌劇場の制作、ローラント・ベーア指揮 東京フィル・他の演奏で、モーツァルトの「魔笛」公演に足を運びました(2018年10月14日、新国立劇場にて)。

演出はプロジェクション・マッピングをふんだんに取り入れたもの。壁一面に光陰が織りなす絵は、大きさもあって演技者よりも目を引き付けられました。それは、夜の女王の2回目のアリアのときに効果を発揮しました。それはまるで彼女に後光が差したようで、神秘的でありつつ華麗だった。あとザラストロの宮殿のシーンなんかでも雰囲気を出していましたが、そのほかのシーンではあまりそぐわないというか、強く言えば音楽を聴く妨げになったような気がします。

歌手は、まずパミーナ。ねっとりとした艶っぽい声が素晴らしく、役柄を超えた妖艶さがありました。ザラストロは堅調。ずっしりとしたなかに若々しさがあった。夜の女王は、超高音の細かなコントロールが微妙にブレていたものの、ふくよかで伸びのある歌唱は素敵でした。タミーノとパパゲーノはまずまずといったところ。

オーケストラはピリオド奏法によりました。歌をけっして邪魔しない音量の抑制は見事でしたが、その半面ダイナミックに欠けるものがあり、華やかなはずの終曲はぐずついた感じになっていた。あと、レチタティーボの一部でピアノを使っていましたが、ピリオドならばチェンバロがいいだろうと思った次第。

全体的には歌手陣が安定しており、それが印象に残りました。



演出:ウィリアム・ケントリッジ

サヴァ・ヴェミッチ(ザラストロ)
スティーヴ・ダヴィスリム(タミーノ)
安井陽子(夜の女王)
林正子(パミーナ)
アンドレ・シュエン(パパゲーノ)
九嶋香奈枝(パパゲーナ)
升島唯博(モノスタトス)
成田眞(弁者)
秋谷直之(僧侶)
増田のり子(侍女1)
小泉詠子(侍女2)
山下牧子(侍女3)、他

合唱指揮:三澤洋史
合唱:新国立劇場合唱団















PR
   Comment(0)    ▲ENTRY-TOP

Comment

コメントタイトル:
投稿者名:
Mail:
URL:
投稿内容:
Password: ※1
Secret: 管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。
カレンダー
10 2018/11 12
S M T W T F S
1 2
5 6 7 8 9
13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
ポチっとお願いします(´_`\)  ↓ ↓ ↓
カテゴリー