忍者ブログ

二期会、小林道夫、ブラームス"愛の歌"

2021.05.17 - 演奏会

gr



日曜日はブラームスの歌曲(サントリーホール、ブルーローズ)。

レジェンド・小林道夫さんのピアノを聴きに足を運んだ次第。

演目は、「愛の歌」、歌曲集、そして「新愛の歌」。愛の歌は吉田秀和の「LP300選」に選出されているので知っていますが、楽しくて、甘い音楽。とても機嫌のいいブラームス。当時のサロンでもてはやされたのではないかな?
でも、この日もっとも痺れたのは、テノールとピアノによる「歌の調べのように」。ブラームス晩年期のものであり、諦念とも言うべき味わいが滲み出るいっぽう、学生の恋みたいにイキリ立っている風もある曲です。それに対しテノールは照れることなく剛腕でぶつかり、ピアノは沈着にどっしりと受け止める。大きな手ごたえのある、数分間でした。

このコンサートも、長く記憶に残りそうです。

























PR
   Comment(0)    ▲ENTRY-TOP

Comment

コメントタイトル:
投稿者名:
Mail:
URL:
投稿内容:
Password: ※1
Secret: 管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
4 5 6 7 8 9
11 12 13 14 15 16
18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ポチっとお願いします(´_`\)  ↓ ↓ ↓
最新TB
カテゴリー