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ロストロポーヴィチのブラームス「チェロ・ソナタ第1番」

2007.05.15 - ブラームス
ブラームス

ブラームス チェロ・ソナタ ロストロポーヴィチ(Vc) ゼルキン(P)



ちょうど12時前後、食事に出かけようかなというところに雷雨の東京。
傘を持ってでかけたので、食堂に置き忘れそうになり、あわてて取りに戻って帰りには雨はやんでいたという、トホホな昼休み。
関東は木曜も降るそうです。
「笑っていいとも」じゃないけれど。


勝手にロストロポーヴィチの日


ブラームスのチェロ・ソナタは1865年に書かれた作品だから、作曲者が32歳くらいの頃のもの。
ブラームスの若書きの作品って、わりにしつこい音楽が多いように思う。
ピアノソナタの3番とか、ピアノ協奏曲1番とか。しつこい上に、低音をズンズンと鳴らせていて印象も暗い。
思えば、青春とはこういうものだったかもしれない。
暗くてしつこくて重くて、そして欲求不満気味だ。それがブラームスの初期の作品の良さでもあるし、ときには敬遠したくなる要素だという気がする。
でも、ときどき、すごく聴きたくなるのは、この曲の暴力的な感覚が快感であるからだと思う。

演奏はロストロポーヴィチとルドルフ・ゼルキン。横綱相撲である。ネームヴァリューもすごいが、なにしろ演奏がしっかりとしている。いや、彼らに対してしっかりしているなんて失礼すぎるか。
月並みに言ってしまえば、巨匠の手による名演ということか。
ロストロポーヴィチの過剰に力強いチェロは、ブラームスの若さを冗長しているが、ゼルキンはまったく落ち着き払っているのが好対照で、それでも両者はなぜかうまく溶け込んでいる。
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Comment

無題 - garjyu

企画参加ありがとうございます。
ここらあたりの“名盤”も普段から抑えておかないと、結構チェロの曲弱いことを自覚しました。
精進します。
2007.05.15 Tue 23:18 URL [ Edit ]

Re:garjyuさん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

コメントありがとうございます。
また、いつも楽しい企画に感謝です。
ブラームスのこのCDは、最近1000円で再発売されましたが、当初は店頭で品切れのことが多く、難儀しました。
DGのあのシリーズでの目玉のひとつだと思います。
2007.05.15 23:23

無題 - ダンベルドア

これは聴いたことがありません。

でも曲名と演奏者を見ただけで、なんとなく耳の中で演奏と音が想像できてしまうのがロストロポーヴィチですね。
2007.05.16 Wed 00:51 URL [ Edit ]

Re:ダンベルドアさん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

コメントありがとうございます。
このCDは、DGの1000円シリーズで出ています。これはオススメです。ロストロポーヴィチのチェロはいつも通り濃い音を出していますが、曲も重苦しくてステキです。
ゼルキンも堂々としていてロストロに負けていません。
2007.05.16 12:56
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