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フルトヴェングラーのブラームス「交響曲第1番」

2008.08.30 - ブラームス
BRA

フルトヴェングラー指揮ウイーン・フィルのブラームス



マリンピア松島水族館。
水族館なら雨でも大丈夫。
天気の良し悪しを度外視しても、ここは楽しめた。
海にもいろいろな生き物がいることを、思い出した。


このヒトたちはなにを考えて生きているのか不思議。
大きなお世話だけど。

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ヒトデと、岩に同化している蛸。

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壺になかよく並ぶアナゴ。

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カメ。

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マンボウ。「海ののんき者」と書いてあった。本人は必死なのかもしれない。

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イソギンチャクと、友達の魚(名前を忘れた)。

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フグの横顔。
後ろに立っている魚(これも名前を忘れた)と、その下にひっそりとカブトガニ。

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なんとかペンギン ←名前覚えろって。

sendai


塩ラーメン。
これが意外にいけた。外で食べるから余計においしく感じるのかもしれない。

sendai




年に何回か、フルトヴェングラーを無性に聴きたくなることがある。私の場合、ショルティもそうで、やはり同じようなサイクルで聴きたくなることがあるのだ。
フルトヴェングラーとショルティ。まったく異なる芸風であるが、音楽に対しての情熱はふたりともとてもラディカル。そういうところが、私にとって憧れなのだ。
そのフルトヴェングラー、今回はブラームスの1番を聴く。
冒頭からぐいぐいと推進する指揮棒に迷いは見当たらない。深くたっぷりとした呼吸は表情豊か。
強いところはとことん強く、弱いところはききとれないほど。当時の録音はこの抑揚を捉えきれていないに違いないが、その迫力の一端を感じるだけで、血が沸き立つよう。
アンサンブルの精度は低いが、音楽に勢いがあるので、合奏力の完成度の低ささえも解釈なのかと思わされる。アンサンブルの乱れも、計算に含まれているのだろう。
終楽章のコーダのパワーは、後年のベームの日本公演を想起させる、ド迫力もの。
それでも全体的には、フルトヴェングラーとしてはおとなしい演奏ではないかという気がしてしまう。そう思うのは、この指揮者に常に過剰な期待をするからなのだ。

1952年1月27日、ウイーンでの録音
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Comment

無題 - rudolf2006

吉田さま お早うございます

「松島や」の松島の水族館でしょうか?
写真が本当にきれいに撮れていますね。
タコ、ヒトデ、アナゴ、いずれも美しく撮れていますね〜。動物園よりも水族館の方が、楽しいようにも思いますね〜。今は大きな水槽で飼われていますから、動物園の動物よりは待遇が良いのではないかな、と思ったりも〜。

フルトヴェングラーとショルティ、確かに情熱は似ているのかもしれませんね。ブラ1、久しく聴いていません、それにフルトヴェングラーも、久し振りで聴いてみようかとも思っています。

ミ(`w´彡)
2008.08.31 Sun 06:01 URL [ Edit ]

Re:rudolf2006さん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

コメントありがとうございます。

松島に水族館があることを、現地に行くまで知りませんでした。
雨なのでよかろうと入ってみたら、なかなか面白かったです。
水の生き物は不思議です。生命の神秘を感じます。向こうからみれば、人間はなんなんだと思うかもしれませんが…。

フルトヴェングラーとショルティ、両者の芸風はまったくちがうように思いますが、音楽にかける意気込みを感じます。
私もブラ1を久々に聴きました。
相変わらずの大仰さがなんともいえませんが、ある意味でクラシックの王道ですね。
2008.08.31 20:30

無題 - リベラ33

イソギンチャクの友達はクマノミ、下の写真はたぶんフンボルトペンギンかな・・・。
ブラ壱は昨日、大阪シンフォニカーで聴いて来ました。
2008.08.31 Sun 18:32 URL [ Edit ]

Re:リベラ33さん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

コメントありがとうございます。

クマノミとフンボルトペンギンですか。ご教示恐縮です。
ペンギンって南極にいるイメージがありますが、こういう温暖なところでも外で元気にいるものですね。

ブラ壱聴かれましたか。記事を楽しみにしております。
2008.08.31 20:33
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