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フルニエのバッハ「無伴奏チェロ組曲第3番」

2007.01.10 - バッハ

フルニエ

ピエール・フルニエ/バッハ無伴奏チェロ組曲


今日はベートーヴェンは休み。
その代わり、というわけではないし関連もないが、通勤の音楽はバッハ漬けであった。
ヴァイオリンのパルティータ、ピアノのパルティータ、トッカータとフーガ、前奏曲とフーガ、などなど。バッハの曲はこうして書いてみるとややこしい。実は何の曲だが正確にはわからない。
まあ、その大雑把さを許してくれるのがバッハのいいところである(?)。
最近、通勤時間にCDを聴いているが、電車の中ではバッハを含めたバロック音楽やそれよりもっと古い音楽が似合う。強弱の差が小さいので、周囲の雑音と調整をし易いのである。
逆に、ロマン派以降は難しい。ワーグナーとかマーラーを電車で聴くと、フォルテッシモの部分しか聴こえない。
私は長距離通勤なので、聴こうと思えば往復で「ヨハネ受難曲」全曲を毎日聴くことができる。嬉しいんだか悲しいんだか。…これは悲しいことだ。音楽はできればコンサートホールか、家で聴きたいものだ。ホントに疲れた。

フルニエのバッハは味わい深い。音質は淡白であるが、深い。抑揚は中くらいであるが、心に染み渡る。
彼は1906年にパリで生まれた。昨年が生誕100年だったことになる。
1961年の録音で、やや色褪せているが、それを許してくれそうなのがバッハのいいところなのだった。
今日は電車とお外で2回半聴くことができた。それがいいのかどうかはともかくとして。



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