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CS、ハイドン、ディヴェルティメント

2011.11.06 - ハイドン

ha

木管五重奏 アンサンブル・ウィーン=ベルリン


CSはもっぱらテレビ観戦。ホークスはいくらCSに弱いとて、今年の勝ちあがりはさすがに順当でしょう。
ドラゴンズは苦しんで苦しんで、僅差の勝利。井端の一発は予想外とはいえこれが野球、逆に吉見の安定感は水際立った。河原や佐伯の起用に落合監督の温情を感じたのは気のせいか。あんなことされたら、一生ものだろうナ。


ハイドンのディヴェルティメント・変ロ長調を聴く。木管五重奏による演奏で、オリジナルがこの編成なのか、ライナー・ノーツには書いていない。特に編曲したとの記述はないから、そもそもの編成なのかな。
4楽章からなる曲で、2楽章のアンダンテはブラームスが取り上げて有名になった、あの「ハイドンの主題」である。ブラームスのものは何度も聴いたのに、ハイドンによるものは初めて。たしかに、聴きなじんだハイドンの主題である。とても素朴な味わいがあって心落ち着くようなメロディーであることは同じ。ただ、こちらは変奏曲ではないので、あっという間に終わってしまう。時間にして2分ちょっと。なんだかもったいないような気もするが、このあっけなさ、はかなさが潔い。などと思う反面、こんなに単純なメロディーを延々と展開させて大オーケストラ曲に仕立てるブラームスはやはりすごいなと、今さらであるがあらためて感じた次第。
この2楽章には「聖アントニのコラール」という副題がついているから、ハイドンもまた既成の旋律をパクッた、いや流用したのかもしれない。


アンサンブル・ウィーン=ベルリン
 ヴォルフガング・シュルツ(Fl)
 ハンスイェルク・シェレンベルガー(Ob)
 カール・ライスター(Cl)
 ミラン・トゥルコヴィチ(Fg)
 ギュンター・ヘーグナー(Hr)


1995年、オーストリアでの録音。
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