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デュ・プレのディーリアス「チェロ協奏曲」

2006.12.12 - ディーリアス
デュ・プレ

デュ・プレ(Vc)サージェント指揮ロイヤル・フィル/ディーリアス「チェロ協奏曲」


月曜日から呑んだくれ。まあ年末だから仕方がない(!?)。昨日はたっぷり寝たせいか快調。ただ、明日になれば体調は悪化するだろう。これは間違いない。開き直って今を楽しむことが人生ダ!
そんなことを考えているから人生も悪化するのか…。

もうだいぶ前のことになるが、「レコ芸」とか、今は廃刊してしまった「週刊FM」という雑誌にたびたび三浦淳史の論評が載っていた。彼のざっくばらんな文章と、対談や鼎談で控えめに発言するところ、そして落武者のような風貌が好きだった。
彼の薦めで買ったLPもいくつかある。クリュイタンス/POの「幻想」がそうだった。神保町の、なんという名前だったろう、今は亡き店で買ったものだ。透明感のある見通しのいい演奏であった。
彼は自他共に認めるディーリアンで、ことあるごとにディーリアスを褒め称えていたものだから、そんなにいいものなのかと思って、図書館で『村のロメオとジュリエット』とか『人生のミサ』を借りて聴いてみたものだ。当時中学生の私にはまるで良さがわからなかった。
理解できなかったのが若いからだったのか、資質によるものなのか、選曲なのかは不明である。それは今でもあまり変わっていなくて、積極的にディーリアスを聴くわけではない。
このCDは、デュ・プレの力演で有名な盤であるが、エルガー目当てで購入したもの。エルガーはたまに取り出して聴いているが、ディーリアスのほうはというと…。
先日にバターワースの音楽を久しぶりに聴いて、とても良かったので、ここで改めてディーリアスに挑戦。

このチェロ協奏曲は、1924年に初演されたが、一般に広く知られるようになったのは、ハリスンというイギリスの女流チェリストの手によるものらしい。さらにこの曲を復活させたのが、このCDのデュ・プレで、それはBBC交響楽団のアメリカ公演によってだという。この盤は、アメリカから帰国した直後のもので、1965年1月の録音。
単一楽章からなる曲で、5つの部分から成るらしいが、こうして酔っ払って聴いていると切れ目がわからない。
カデンツァはなく、最初から最後まで、チェロと管弦楽とが手を取り合うようにやさしい足取りで音楽は進む。時折聴こえるハープの音がきれいだ。ハープという楽器は、単独でもステキな音を醸し出す楽器だが、オーケストラの中でたまに響くのがいい。これがいいアクセントになっている。
全体にほんわかとしたメロディアスな音楽で、音楽が疲れた身体のすみずみにまでしみわたるような快感がある。とても静かで安らぐような心地よさ。
ただ、聴いた後に何一つ旋律を思い出せないのが、私にとってのディーリアスであることは昔から変わっていないナ。



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