ラヴェル「ラ・ヴァルス」 メータ指揮ニューヨーク・フィルメータのラヴェルは分厚い管弦楽の魅力が満開。
豪華でこってりとした音響でもって、少々ぎこちないルバートを多用しているので、いくぶん野暮ったいと感じるものの、圧倒的なオーケストラのパワーの炸裂には抗しがたいものがある。
ことに、左右のスピーカーからはっきりと聞き分けられるハーブと金管の色鮮やかさ。
やや人工的かもしれないが、これがスタジオ録音を聴く楽しみというもの。
1978年9月25日、ニューヨーク、エヴリイ・フィッシャー・ホールでの録音。
しつこく広島旅行記、これが最終回。
ビールを求めて元安川のほとりを歩いていると、かすかに「G線上のアリア」が聴こえてきた。人が集まっていることろに近づいてゆくと、川辺で子どもたちが音楽を演奏している。それを聴きながら歩いてゆくと、ライトアップされた原爆ドームが見えてきた。
このようなシチュエーションだからなのか、少々頼りない音なのだけど、不思議に心に染み入った。
宮島口で発車を待つ市電。3両編成。
二の丸。太鼓櫓では太鼓を叩き放題なのに入場無料。
広島城。戦後に再建された建物であるが、木の色合いがいい。
対岸から見る原爆ドーム。左後方に広島市民球場、今もしっかり残っている。
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