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ヴァーレクのヤナーチェック「タラス・ブーリバ」

2006.09.02 - ヤナーチェク

千葉県の列車の旅、第3弾。
上総中野発大原行きの電車。電車といっても1両編成なので電気バスといってもいいようなデザインである。

いすみ鉄道

お客は、中学生の部活の生徒が10人くらいと、同じくらいの数のジジババ。近所の人たちを乗せてトコトコ走る。


ヴァーレクのヤナーチェク。
これは8/23に行われたNHK-FMの「ヨーロッパのオーケストラ」の3日目。
今はもう頻繁にやることのないFMのエアチェックは、いまだにカセットテープを使っている。
ラベルに何も記載しないでほっておき、1週間もすれば、もうどれに何がはいっているかわからなくなる。
やがて忘れ去られてしまうことはままあるが、今日は(たまたま?)思い出して聴くことができた。

チェコ・フィルの柔らかな響きが心地よい。クラリネットもホルンもヴァイオリンも、果ては鐘やオルガンの音までもがたまらなくマイルドで豊かな味わいがある。
演奏については、もう、それに尽きる。
この曲「タラス・ブーリバ」は、ゴーゴリの小説から題材を得たものであるが、原作を読んだことはない。
強引にそれと関連付けると、つい先週に同じ作家の「外套」を読みおえた。これは、ある貧乏役人の夢と希望と奈落の底を描いた短編である。
人間世界の不条理をユーモラスな筆致で描いており、ロシアの寒さと情け容赦のない宿命に心を揺さぶられた。




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