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ベルリン弦楽四重奏団、ベートーヴェン"ハープ"

2016.06.22 - ベートーヴェン

ma



ベルリン弦楽四重奏団の演奏で、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲10番「ハープ」を聴く(1975年5月、ドレスデン、ルカ教会での録音)。


「ハープ」という曲は、ベートーヴェン中期の作品なかで、もっともウィットがきいた音楽のひとつではないかと思う。
「ラズモフスキー」ほどには自由気ままではなく、「セリオーソ」ほどには堅苦しくない。
これは中年ベートーヴェンが描いた、率直な作品。
兼好も云っている「何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なり」。

ベルリン四重奏団の演奏は、いい。これ以上、なにを望んでいいのかわからないほど。
アンサンブルの緊密さといい、音色のコクといい、テンポの加減といい、すっと腑に落ちる。

とりわけ、ズスケのヴァイオリン・ソロはヤバい。1楽章の主題の後半、徐々に上昇していって、急に低音に落ちるところの按配とポルタメントの見事さは、なににも替えがたい。瞬間の美。音楽のすべての魅力が凝縮されているかのよう。
この人はマジで、天才だと思う。



カール・ズスケ(第1ヴァイオリン)
クラウス・ペータース(第2ヴァイオリン)
カール・ハインツ・ドムス(ヴィオラ)
マティアス・プフェンダー(チェロ)







ma
 
春。








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Comment

こんばんは - rudolf2006

芳野さま こんばんは
お久し振りです

ズスケの演奏は素晴らしいですね
ベトベンの弦楽四重奏曲
色々と聴いてきていますが、やはり ズスケとジュリアードは外せないような気もします
あの政体、あの時代に どうしてあれほどの音楽家が出現したのか、本当に不思議です

ミ(`w´彡)
2016.06.24 Fri 22:08 URL [ Edit ]

rudolf2006さん、こんにちは! - 管理人:芳野達司

ベルリン四重奏団、いいとは思っていましたが、rudolf2006さんのお墨付きなら尚のこと自信満々です。
ジュリアードは、先日に後期だけのボックスですが入手しました。やはりいいですか。聴くのがますます楽しみです。
この秋に東京で、ハーゲン四重奏団とタカーチ四重奏団がベートーヴェンをやるようなので、どちらかに行きたいなあと思っています。
2016.06.25 14:20
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