忍者ブログ

アマデウス弦楽四重奏団、ベートーヴェン"ラズモフスキー3番"

2016.06.25 - ベートーヴェン

ma



アマデウス四重奏団の演奏で、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲9番「ラズモフスキー3番」を聴く
(1960年5-6月、ハノーファー、ベートーヴェン・ザールでの録音)。


「ラズモフスキー3番」は、ベートーヴェンの中期の弦楽四重奏曲のなかで、最もいきり立った曲だと思う。
中期の傑作群のなかで、ソナタで云えば「熱情」や「ワルトシュタイン」、交響曲で云えば「英雄」あたりが相当し、ということは、まあ暑苦しい音楽ではある。

アマデウスSQはそんなこの音楽を、じつに率直に弾き切っている。勇ましいところはキチンと勇ましく、暑苦しいところは暑苦しいなりに。

1楽章は、快活でスピード感に満ち溢れており、あたかもジェットコースターに乗っているよう。チェロが雄弁なので、音楽に立体感がある。
2楽章もチェロのロヴェットが存在感を示す。重厚なピチカートがこの曲を支配している。
3楽章はスケルツォではなくメヌエット。秋の雲のようにふんわりと広がりのある佇まいを、アマデウスは一筆書きのように端的に仕上げている。
4楽章はアレグロ・モルトのフーガで始まる。速い。各楽器はどれも骨太、そして威勢がいい。愚直に、ガリガリと終結に向かって進む。

  
ノーバート・ブレイニン(第1vn)
ジークムント・ニッセル(第2vn)
ピーター・シドロフ(va)
マーティン・ロヴェット(vc)








ma
 
春。








PR
   Comment(0)    ▲ENTRY-TOP

Comment

コメントタイトル:
投稿者名:
Mail:
URL:
投稿内容:
Password: ※1
Secret: 管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。
カレンダー
06 2017/07 08
S M T W T F S
3 5 6 7 8
9 10 12
18 20
24 25 26 27 28 29
30 31
ポチっとお願いします(´_`\)  ↓ ↓ ↓
最新コメント
"好色一代男"、クレンペラー、シューマン"4番" from:mobile car seat restraint fitter
-07/25(Tue) -
ロストロポーヴィチ、チャイコフスキー"5番" from:rudolf2006
-07/21(Fri) -
インバル指揮 東京都交響楽団演奏会、"大地の歌" from:アソー
-07/19(Wed) -
恩田陸、"蜜蜂と遠雷" from:本が好き!運営担当
-07/04(Tue) -
恩田陸、"蜜蜂と遠雷" from:yoshimi
-07/01(Sat) -
カテゴリー