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エマーソン弦楽四重奏団、ベートーヴェン"弦楽四重奏14番"

2017.04.10 - ベートーヴェン

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エマーソン弦楽四重奏団の演奏で、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲14番を聴く(1994年3月、ニューヨーク、アメリカ文芸アカデミーでの録音)。


ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は、16曲すべて素晴らしいものだ。人類の至宝というに不足はない。
そこで恐れずに言うならば、もっとも好きなのは15番、一番エライのは14番、というのがいまの印象。

クラシック音楽という広い世界においても、14番ほど堅苦しい音楽は他にそうないものだ。でも、イマジネーションの豊富さ、構成の堅固さ、感性の繊細さにおいて、作品としての質の高さは突出していると思う。

そんな音楽を、現代のスーパー・クァルテットの演奏で聴く。
テクニックの高さは尋常ではない。
オーケストラで言えばショルティ率いるシカゴ交響楽団、ピアノでいえば1970年代のポリーニを想起させるような、そんな演奏。
それでいて、ただ単に技術的な高みだけではなく、細部への拘りもある。表情のつけかたが、微に入り細にわたっており、たいへんにデリケート。
それは全曲を通して感じることができ、ときおり、気疲れするようなところもある。ただ、このように神経質ではあるけれど、その反面、ある種の魅力を感じないわけにいかない。そして、面白い演奏であることには違いない。
この演奏から現代人の憂鬱さを汲み取るのは、穿った見方かもしれないけど。

なお、この四重奏団はヴァイオリンの第1と第2を曲によってシフトさせていて、12番とは逆になっている。
 

フィリップ・セッツアー(ヴァイオリン1)
ユージン・ドラッカー(ヴァイオリン2)
ローレンス・ダットン(ヴィオラ)
デヴィッド・フィンケル(チェロ)






ma
 
パースのビッグムーン。
















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Comment

お早うございます - rudolf2006

芳野さま お早うございます
お久しぶりです

コンサートで演奏されたのですね
客席が近いと 相当に緊張しますよ
客席と舞台が分かれていると かなり違いますよ
(これは 私の経験ですが…)

ベトベンの弦楽四重奏曲
16番の突き抜けた世界も面白いですが、15番、14番はおっしゃる通りですね
エマーソンの演奏 かなり前に聴いたのですが… 忘れてしまっています…爆

(ミ`w´)彡━━┛~~
2017.04.11 Tue 09:18 URL [ Edit ]

rudolf2006さん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

お久しぶりです。
こないだのコンサートは、小さなカフェでやったので、客席まで2メートルほどでした。めちゃくちゃ緊張しました~。
ちゃんとしたステージがあると違うのですね。

エマーソンの演奏は、新しいのかとおもっていたら、もう20年以上もまえの録音なのです。それでも、聴いてみるとなにか新しいものを感じます。
現在の演奏家によるベートーヴェンを聴いてみたいものです♪
2017.04.11 18:33
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