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釧路へ小旅行、グリュミオ―、"雨の歌"

2016.05.09 - ブラームス

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友人の一周忌法要のために、昨年に続いて釧路へ。

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釧路ラーメン、塩チャーシュー。



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釧路港



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釧路湿原。蛇行する釧路川。



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ピンクのお魚は、旬のトキシラズ。



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ルーマニアのブランディ。



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ルーマニアのリンゴ酒。



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釧路ラーメン、醤油。




グリュミオーのヴァイオリン、シェベックのピアノで、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ1番「雨の歌」を聴く。
(1976年2月、アムステルダム・コンセルトヘボウでの録音)。


どんな楽器もそうだと思うが、特にヴァイオリンは音が綺麗でないといけない。まれに、音はちっとも美しくないのに、勢いとか情熱とか精神性とかで売れているソリストがいるが、私は遠慮する。
だから、ミルシテインやフランチェスカッティ、ダヴィット・オイストラフ、今頃ではツィンマーマンやハーンなどを好むが、グリュミオーも好きなヴァイオリニストのひとり。

この曲は、ブラームスが愛した保養地のペルチャッハで書かれた。平穏な温かみに満ちていて、そこにスプーンひと匙の憂鬱さが同居する。

グリュミオーのヴァイオリンは王道を行く弾きぶりで、香り高い。中庸なテンポでもって、この楽器のきめ細かな音色をじゅうぶんに堪能させてくれる。テクニックには一分の隙もない。
丁寧な弾きぶりから、曲に対する愛情が、手に取るように感じられる。1楽章に特有の、間の取り方も絶妙。

シェベックというピアニストを初めて聴いたが、とても堅実。過不足なく、ヴァイオリンを引き立てている。





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春。





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