セレナード集 ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団ジャコとトマトとほうれん草のサラダ。
すりおろしたにんにくを投入したごま油で、ジャコを簡単に炒め、醤油と少しの酢(かレモン汁)で味をつける。器に湯がいたほうれん草と刻んだトマトをのっけて、上からにんにくジャコをかけてできあがり。
カルシウムとビタミンが豊富に取ることができるような感じがいいし、なによりうまい。
じつはこの写真では小松菜を使っているが、ほうれん草のほうが味がしみこんでいいみたい。
ごま油をオリーブ油にすればイタリアン。
ドヴォルザークを聴くとなぜかなつかしい。その郷愁は交響曲や協奏曲にも感じられるが、なんといっても弦楽セレナードにトドメをさしたい。そうっと入ってくる冒頭からボヘミアンワールドがじわじわと展開される。とくに好きなのは、3楽章の中間部。豊穣な響きのなかにスプーン一杯のセンチメンタル。なんてね。
ミュンヒンガーは直球を主体としたオーソドックスな指揮ぶり。シュトゥットガルトの弦はつややかで、マリナーのアカデミーと双璧かも。
実直な演奏に澄んだ柔らかめの録音。この曲はこうでなくてはね。
1975年6月、ルートヴィヒスブルクでの録音。
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このサラダというかお浸しのような料理、前によくカミさんが作っていたものです。これはなかなかと思い、技術的継承を受けて(というか見よう見まねで)よく作るようになりました。
簡単でいいですよ!
ミュンヒンガーという指揮者はワタシがクラシックを聴き始めたころにはけっこうたくさんの録音活動をしていました。今はあまりきかれなくなったようですが。このCDはよいものです。
たしかにスークの曲、みずみずしくて素晴らしいですねえ。