ペライアのピアノ、メータ指揮イスラエル・フィルの演奏で、ショパンのピアノ協奏曲1番を聴きました(1989年2月、テルアヴィブ、マン・オーディトリアムでのライヴ録音)。
ペライアの3月のチケットをおさえています。昨年も東京でリサイタルを予定していましたが、急病のため残念ながらキャンセルとなりました。払い戻されたチケット代で、ワインをかぶ呑みして気を紛らわせたことは言うまでもありません(笑)。今回は無事に公演を行ってくれることを祈るばかりです。
さて、この演奏はペライアが41歳のときのもの。音色はとても瑞々しいし、フレージングは自然であり、聴きやすい。ライヴではあるものの、過度に弾き崩すようなことはしない。何度も聴くに堪える、滋味に溢れたピアノだと思います。
イスラエル・フィルは、独特のくぐもったような響きにコクがあり、落ち着いたトーンで統一されています。
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