忍者ブログ

ウイーン八重奏団のシューベルト「八重奏曲」

2008.02.06 - シューベルト

octet


ヴェルナー・ヒンク(Vn)
フーベルト・クロイザマー(Vn)
クラウス・パイスタイナー(Va)
フリッツ・ドレシャル(Vc)
アロイス・ポッシュ(Db)
ペーター・シュミードル(Cl)
シュテパン・トゥルノフスキー(Fg)
ギュンター・ヘーグナー(Hr)


シューベルトのいくつかの曲に対して、繰り返しが多いという指摘があるけれど、この八重奏曲も同じフレーズの繰り返しが多い。
手を変え品を変え、時には同じ楽器で延々とやる。
でも、この曲に関して、その繰り返しを何度も聴いていると、うんざりするどころか、もっともっと、夜が明けるまで繰り返して欲しくなる。何度も何度も繰り返して欲しい。それくらい、甘さに満ちたいいメロディーなのだ。
この八重奏曲は、ベートーヴェンの七重奏曲に影響を受けて作られたものとされているが、モーツァルトのディヴェルティメントに近いのじゃないかと思う。比較的自由な編成、自由な楽章の構成、そして理屈抜きで楽しめることろが、そう思わせる。
こんなに悠長でのんびりした音楽がこの世にあることが愉快だ。
ウイーン八重奏団は、この楽しくも冗長な曲に対し、その冗長さを厭わない。
ほどよく回顧的甘さが入り交ざった、シャープな現代的演奏。
ことに、シュミードルの遊びごころにあふれたクラリネットが秀逸。
せちがらい世間を忘れて、シューベルトの浮世離れした歌世界にどっぷりひたるのだ。
PR
   Comment(1)   TrackBack(0)    ▲ENTRY-TOP

Comment

無題 - rudolf2006

吉田さま お早うございます

シュベルトのオクテット
本当に良い曲ですね、グレートのことを昔「天国的な長さ」とか言われていましたよね。
意外にシュベルトの室内楽、ピアノ曲は、もちろん繰り返しが多いのですが、色合いが変わっていくところを愉しむことができますよね~。

このオクテット、意外に演奏は難しい曲なんですよ、一回だけ人前で全曲演奏しましたが、とっても疲れる曲です、爆~。

ヴィーンのアンサンブルは、こういう曲では魅力満載ですよね、この盤は、未聴ですが~。

私のブログでは、アメリカのニューヨーク木管の演奏したオクテットを紹介しています。
私がこれまで聴いてきた中で、最も上手いと思う演奏です、機会があれば、是非聴いていただきたい演奏です。

ミ(`w´)彡 
2008.02.07 Thu 06:50 URL [ Edit ]

Re:rudolf2006さん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

コメントありがとうございます。

この曲を演奏されましたか。
楽器ができて、こういう曲を演奏できたら楽しいでしょうね。
ただ、難しそうな感じはします。

この八重奏団は、50年代にも録音があって、そちらはボスコフスキーがやっていて、非常にそそられます。
先日に、違う演奏を購入したので、そちらを今晩聴いてみようかと思います。
今、一番聴きくらべたい曲です。
rudolf2006さんお勧めのニューヨークももちろん。
2008.02.07 12:23
コメントタイトル:
投稿者名:
Mail:
URL:
投稿内容:
Password: ※1
Secret: 管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。

TrackBack

この記事へのトラックバック
TrackBackURL
  →
カレンダー
07 2017/08 09
S M T W T F S
2 3 4
6 7 9 10 11 12
14 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ポチっとお願いします(´_`\)  ↓ ↓ ↓
最新コメント
カテゴリー