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エルガー 交響曲1,2番 ボールト指揮ロンドン・フィルカツオの刺身で一杯。
初鰹、というにはちょっと時期が遅いが、初夏の鰹もなかなか。
たまたま、もらい物の玉ねぎがあったので、つい大量に刻んでしまってこの通り。鰹にはにんにくとしょうがを欠かないが、玉ねぎはにんにくの臭みを小さくする効果があるよう。
ビールと焼酎で。玉ねぎは最後まで残ったけど、これもポン酢でつまみに。

今月のマンスリー企画は「交響曲連番マンスリー」ということで、全部違う作曲家で連番を揃えてみようという特集。で、まずは1番から始めることにする。さて何にするかと考えた。
仮に10番までやるとすると、最初の数曲は交響曲をあまり多く作らなかった作曲家のものを聴いたほうが良いかなと思う。
それを考慮すると、シューマン、ブラームス、ボロディン、ラフマニノフ、ビゼーなんていう名前が思い浮かぶが、ここは曲の長さを評価(?)して、エルガーにしてみよう。
エルガーの交響曲をひとくちに言ってしまうと、シベリウスを思わせる旋律の息の長さを武器に、時折ワーグナーのような色っぽさがある、独特の味わいがある。それに加えて、ブラームスみたいにメロディーを無理やりにひねり出したようなところもあって、それはこの第4楽章に感じるのだ。
この曲における50分という時間は、交響曲としては決して長すぎるということはないが、ここではわりと長さを感じる。なんというか、心地よい退屈を満喫できるひとときなのだ。いつ果てるかわからない執拗な弦楽器のうねりに身を任せると、やがて気持ちよくなってくる。
荘厳さに加えて、ある種の高貴さを感じるのは、過去に強力な繁栄を誇った大英帝国という幻想だろう。
ボールトのユルい切り口がこの曲には合っているような気がする。音として鋭い部分はあまりないが、その代わりに、たっぷりとバッファーをとっている余裕を感じる。そしてここではなんといっても、ロンドン・フィルの湿った響きがよい。オルガンのように重々しい大太鼓の響きを軸に、くぐもってべたついた弦の響きがなんとも心地よい。このオケはロンドンのオーケストラの中ではその渋さにおいてもっともユニークな存在だと思うのだが、このエルガーもしかり。
まだ行ったことのない、ロンドンの曇り空に思いを馳せずにいられない。
休日にエルガーの交響曲はいいものである。PR
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