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バーンスタイン、J・シュトラウス"ワルツ・ポルカ集"

2016.02.11 - J・シュトラウス





バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの演奏で、ヨハン・シュトラウスのワルツ、ポルカ集を聴く。

バーンスタインを大好きな福永陽一郎が昔、「バーンスタインの演奏はどれも好きだけれど、ヨハン・シュトラウスだけはどうも・・・・・・」というようなことを言っていた。そのことをこのディスクを出したときに思い出した。
だから、一体どんなひどい(?)ものなのだろうかと楽しみにして聴いた。

確かに、クラウスやボスコフスキーらの、おっとりとしていて濃厚な甘さのあるウィンナ・ワルツとは違う。ニューヨーク時代のバーンスタイン特有の、元気いっぱいで覇気に溢れたシュトラウスだ。全然悪くない。オーケストラもうまい。「青きドナウ」の出だしのホルンは雰囲気たっぷり、「常動曲」でのファゴットとピッコロの上手さといったらない。気に入った。

けれど、今こうしてバーンスタインの演奏を普通に聴けるのは、カルロス・クライバーを始めとして、毎年様々な国のいろいろな指揮者が出演するようになったニュー・イヤー・コンサートに慣れたせいだからかも知れない。


1967年-1975年、ニューヨークでの録音。





ma
 
ペドちゃん。









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Comment

こんにちは - rudolf2006

芳野さま こんにちは…

バーンスタインの「ワルツ集」
LPで持っていて、なかなかCDで発売されないのを残念に思っていました
このBOXは貴重ですね

この時期はアメリカでは、シュトラウスのワルツ集を競って録音されていたようですね、売れていたのでしょうね…

バーンスタインの演奏はシンフォニックな演奏ですよね、角の立っているところが好きです
「ジプシー男爵序曲」が一番のお気に入りです 「マーチ集」も良いですよ
ミ(`w´彡) 
2016.02.13 Sat 13:22 URL [ Edit ]

お世話になります。 - 管理人:芳野達司

rudolf2006さん、こんにちは。

このBOXは貴重です。聴き始めて、とうとう1年を過ぎてしまいました。。。
おっしゃるように、角がたっているかもしれません。とても覇気に満ちた演奏です。
「ジプシー男爵序曲」はこのディスクには入っていないようですが、この後に出てくるのでしょう。
まだまだ楽しみは続きます!
2016.02.13 20:54
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