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バックハウスのベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』」

2007.03.04 - ベートーヴェン
バックハウス

ウィルヘルム・バックハウス カーネギー・ホール ライヴ


休日はやっぱり音楽と料理ですよ!

この料理は、昔、会社の対面にあった立ち飲み屋のメニューにあったもの。レシピはわからなかったが、どうにか味を復元してみたもの。その店の味には及ばないけれどもまあまあの出来であった。
この店、多いときは週に5日は通っていたものである。閉店時間を過ぎてもしつこく呑んでいたことがしばしばあった。その店もビルの取り壊しで立ち退いてしまい、その後しばらくしてマスターも逝去してしまったので、もうあの味と雰囲気は望めなくなってしまった。

○鳥ささ身のオイル漬け
・ささ身の筋を取り、軽く湯通しする。
・オリーブオイルと多めの塩、そしてスイート・バジル(今回は液体のものを使ったが、葉でも良いかと)に2~3時間程度つけておく。
・適当に切って、黒胡椒を振りかけてできあがり。

酒のつまみなので、塩を多めに振っておくほうがいいみたい。ビールにもあうし焼酎、ウィスキ-にも合ってなかなかでした。

つまみ


さて、バックハウスのベートーヴェン。

このバックハウスの録音は、1954年カーネギー・ホールでのライヴ録音。彼が70歳のときの演奏会ということになる。
70歳といえば決して若いとはいえないが、ここでのバックハウスのテクニックは不安定なところは見られず、とてもなめらか。ライヴならではの臨場感が何故か希薄で、あたかもスタジオ録音のようなスタイルである。どこから叩いても揺るぎのないような質実剛健な音楽が展開される。
バックハウスは、晩年のソナタとかシュタインとの協奏曲が有名なので特にベートーヴェンの専門家とされているところがあるけれど、若い頃はショパンの練習曲をバリバリ弾いていたようだし、ディスクも残っているみたいだから、いつか聴いてみたいな。
この演奏については、ときにテンポのちょっとしたゆれがあったりとても控えめな強弱の変化を織り交ぜているがとても自然に聴こえるのは、円熟の技なのでしょう。
なんどでも繰り返して聴くに堪える類の演奏であると思う。
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Comment

無題 - bitoku

こんばんは。

このディスクは持っていませんが、ステレオのスタジオ録音は全集で持っています。
バックハウスは”鍵盤の獅子王”(笑)って呼ばれていて、なんか昔の漫画のタイトルみたいでおかしいですけど、色気はないですが力強いタッチと直球勝負の清々しさがありますね。
確かにこの人の演奏は微妙にテンポの伸縮がありますが、良く聴かないとインテンポで頑固一徹ってイメージが定着してしまっているような気がします。
なんだかんだ言ってもベートーヴェンのピアノ・ソナタの規範となる演奏でこの人の演奏を基準に比較することが多いです。
2007.03.05 Mon 19:41 URL [ Edit ]

Re:bitokuさん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

何といってもバックハウスは”鍵盤の獅子王”ですね! 風貌はいかにも巨匠然としていますし、フシギに笑える絶妙なニックネームではないかと思います。
芸風は実に渋く、色気はまったくないのですが、それが頑固一徹の職人芸という感じをかもしだしています。
私もステレオのほうのベートーヴェンをいくつか聴きましたが、晩年のものとはいえ、これが規範のひとつとなることは疑いないと思います。
2007.03.05 22:11

無題 - naoping

こんばんは。
これも美味しそうですね。今日、ウチも春先にぴったりのお料理をのせてみましたのでご覧下さい。バジルなんて、ちょっとイタリアンなのですね。ササミはヘルシーなので今度やってみます。
(←いったい何のblogなんでしょうか、このコメントは・・・)

ベートヴェンの「悲愴」はウィルヘルム・ケンプのレコードを持っています。ずいぶん聴いていませんが・・・。
2007.03.05 Mon 22:06 URL [ Edit ]

Re:naopingさん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

今回の料理を作り時に、実はささ身の筋を取るのを忘れていて、ゴリゴリとした食感がイマひとつでありました。
人生の快楽は音楽を聴くことと、おいしい料理を食べることに尽きるかと思い、拙ブログでは音楽と料理の融合を目指しているのですが、私の実力ではなかなかうまくゆきません。
ベートヴェンの「悲愴」、ケンプもステキです。料理で言えば「トリスタン」がビーフ・シチューだとすればこれはコーン・ポタージュのような(ちょっと違うかな…)。
2007.03.05 22:21

無題 - Niklaus Vogel

吉田さんの真似をして(?!)、ベートーヴェンのピアノソナタを少しずつ聞いてはブログに書き留めることにしましたが、「いったい何時までかかるのだろう」という気持ちです(笑)。
今回は「悲愴」を記しました。同じカーネギーホールでのライブ、私はベルマン盤を取り上げました。TBさせていただきましたm(_ _)m
2007.04.04 Wed 22:15 URL [ Edit ]

Re:Niklaus Vogelさん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

ベートーヴェンのソナタを全曲書くとかいって、いろんなところに浮気してモタついているので、そのうち抜かされちゃうかもしれません(笑)。
ベルマンもカーネギーホールなのですね。バックハウスのはモノラル録音なうえに、とても地味な演奏です。味わいが深いといえばそうなのですが、およそ色気のない演奏と言えます。
ベルマンのベートーヴェン、聴いてみたいですねえ。
2007.04.04 22:32
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