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岩手阿房列車(その1)、ヴェデルニコフ、モーツァルト"15番"

2014.05.24 - モーツァルト

so



ヴェデルニコフのピアノで、モーツァルトのピアノ協奏曲15番を聴く。

ヴェデルニコフのピアノは剛健。音のひとつひとつがしっかりと土についており、揺るぎない。少々の台風ごときにはビクともしない。
それでいて重くない。それは、音そのものがもっさりしておらず、非常に明晰であることに加えて、表情が軽やかなことに由来するのだろう。テンポは中庸であり、聴いていてとても心地よい。
王道をいくピアノ、という手ごたえを感じる。彼の他の演奏を聴いてみたい。

ロジェストヴェンスキーが指揮するソヴィエト国立放送交響楽団は、ひたすらサポートに徹している。木管がやや奥に引っ込んでいる感があるが、弦はヴァイオリンを中心として、しっとりとして情感が深い。ピアノとのタイミングはピッタリと合っている。ロジェストヴェンスキーの、これは職人芸。

ヴェデルニコフの旧ソ連での演奏活動は限られたものだったに違いない。ヴェデルニコフの父はスパイ容疑で射殺され、母は流刑にされたという。そんな彼の愛読書は、思想と言論の自由を主張し続けたスピノザだったという。


1971年、モスクワ、オスタンキノ放送局での録音。






内田百閒にならって列車の旅。

今回の旅は、福島、仙台、盛岡のルート。
昼間はひたすら列車に乗り、夜はただ呑む。地元の人と呑んで、震災後の話などを聞く。

三日目のルートは仙台~小牛田~一ノ関~盛岡。全部普通列車。
乗り継ぎがよく、2時間半ほどで到着。



ma
 
これで小牛田へ。



ma
 
これで一ノ関へ。



ma
 
まっすぐに延びる線路。



ma
 
これで盛岡へ。



ma
 
けっこうでかい。



ma
 
駅の立ち食いで食べたじゃじゃ麺。



ma
 
北上川。



ma
 
盛岡城跡公園。


ma



ma
 
岩手県公民館。



ma
 
チャンチキ酒場。東京にあったならば、ほぼ毎日通うだろう。
我ながら、酒場を探す嗅覚はよい。



ma
 
手前から、しろ、はらみ、はつもと。



ma
 
岩手の地ビール。



ma
 
ホッピー呑むしかないでしょ。



「月雫」のママと「TANBO」のマスターとはいろいろと話をした。彼らの勧めがあって、1泊の予定を2泊に。









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