【海外篇】
■二都物語 ディケンズ(加賀山卓郎訳)
甘くて重厚な歴史小説。
■罪と罰 ドストエフスキー(亀山郁夫訳)
ポルフィーリーとスヴィドリガイロフがいい。
■死の蔵書 ジョン・ダニング(宮脇孝雄訳)
本好きにはたまらないミステリー。
■自負と偏見 オースティン(小山太一訳)
イギリスでは18世紀からすでに女が強かったんだね。
■女郎蜘蛛 パトリック・クェンティン(白須清美訳)
女はしたたかです。
■最後の晩餐の作り方 ジョン・ランチェスター(小梨直訳)
主人公の狂気が全編に渡って炸裂している。
■スウ姉さん エレナ・ポーター(村岡花子訳)
男なら誰もがスウ姉さんを好きになるでしょう。
■日本の弓術 オイゲン・ヘリゲル(柴田治三郎訳)
ドイツ人が日本文化を鋭い目で考察。
■ベロニカは死ぬことにした パウロ・コエーリョ(江口研一訳)
美しい女が死ぬのはもったいない。
■O・ヘンリー傑作選Ⅰ(小川高義訳)
待望の新訳。
【国内篇】
■山の人生 柳田國男
恐ろしいのは貧乏。
■街場のメディア論 内田樹
テレビや新聞を信じられなくなる。
■最後の晩餐 開高健
欲望のおもむくまま食い尽す。
■直感を磨くもの 小林秀雄
湯川秀樹との丁丁発止のやりとりが面白すぎ。
■弱くても勝てます 髙橋秀実
爆笑。
■ザボンの花 庄野潤三
家族の機微を描いたら右に出るものはいない?
■阿房列車シリーズ 内田百閒
とぼけた味わいと豊かな知性。
■喰いたい放題 色川武大
立ち飲み屋で読破。
■わたしの献立日記 沢村貞子
これも立ち飲み屋で。
■酒宴 吉田健一
読むだけで酔っ払う。
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