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スーク、パネンカ、"クロイツェル・ソナタ"

2024.08.25 - ベートーヴェン

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スークのヴァイオリン、パネンカのピアノで、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ9番「クロイツェル」を聴きました(録音年月不明)。

学生の頃は、スークと言えばスークトリオしか知らず、よってソロで活躍している奏者のイメージはありませんでした。何というテイタラク。
そして、彼の弾くソナタやコンチェルトを聴き始めたのは、ようやっとこの10年のこと。
挽回のなかの一枚がこれになります。

録音の残響が少ないようで、音色がいささか乾いており、生々しい。
滑舌がハッキリしていて、勢いよく弾き切っているところは、いかにも血気盛んなベートーヴェン中期、といった感じがします。
鍛錬の賜物であろう、端正な音色と実直なテンポは、聴いていて安心します。
パネンカはときおり真珠のような響きを聴かせ、美しい。
























































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Comment

無題 - Yoshimi

こんばんは。
このCDは、ヴァイオリンソナタ全集の抜粋盤ですね。録音日は5番が1962年6月、9番が1967年9月です。

初めて買ったヴァイオリンソナタ全集がこのスーク&パネンカ盤でした。スークの凛として引き締まったヴァイオリンが好きで買ったのですが、パネンカの品よく煌めくピアノも端正で美しいですね。
特に好きなのは第4番で、パネンカの高音の美しさが映える曲だと思います。

スークのCDはかなり集めましたが、一番よく聴いたのが日本コロムビアから出ているドヴォルザークの「ヴァイオリンとピアノのための作品全集」で、他のヴァイオリニストとは違う独特の味わい(民族性というのでしょうか)があるように思います。
2024.08.27 Tue 23:47 URL [ Edit ]

yoshimiさん、こんばんは。 - 管理人:芳野達司

おお、ベートーヴェンは全集なのですね!
60年代ですか、80年代以降ではないような気はしました。このCDには録音データの記載がないのです(;'∀')
スークは最近いくつか聴きまして、いい感じです。といいつつ、ベートーヴェンのコンチェルトとヘンデルのソナタくらいですが。
パネンカはスークとの室内楽でいくつか聴いたにも関わらず、あまり印象はありませんでしたが、クロイツェルでの煌めく音色はとても魅力的。
スークもパネンカも、これから聴きたいソリストです。
2024.08.28 21:49

ブラームスの録音もありました - Yoshimi

書き忘れていましたが、スークはカッチェンとブラームスのヴァイオリンソナタ全集を、 シュタルケルを加えてピアノ三重奏曲2曲をDeccaで録音しています。ドヴォルザークと並んでよく聴きました。
2024.08.29 Thu 02:05 URL [ Edit ]

yoshimiさん、こんばんはー - 管理人:芳野達司

スークとカッチェンのブラームスソナタ、、、
悪いはずがないですね。
またチェロはシュタルケルでトリオ、、、、
ブラームスのトリオはいささか苦手ですが、これは聴きたくなりました。
2024.08.29 21:04
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