河野真有美さん主催による、ドニゼッティ「ドン・パスクワーレ」公演に足を運びました(2024年11月2日、麹町カスケードホールにて)。
歌も演技も上手いバリトンを必要とするこのオペラですが、タイトルロールは終始安定した歌唱とコミカルな演技で舞台をリードしました。笑わせる演技はシリアスな役よりも難しいと伝え聴きますが、見事に演じていたと思います。
その他歌手陣も同様。ノリーナは技術的に難しいであろう、華麗に装飾された旋律を、いたって自然に歌い上げていて素敵でした。
ピアノは全体をがっしりと支えきり、非の打ちどころがありませんでした。
私は帽子屋の役で参加させてもらいました。もちろん、歌はありません(笑)
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