本村睦幸のリコーダー、ジュゴンボーイズ(山本徹:チェロ、根本卓也:チェンバロ)による「フランスバロックソナタの展翅」コンサートに足を運びました(2023年4月23日、ティアラこうとう小ホールにて)。
フランスの宮廷文化は節度ある気品を特徴とするものだったけど、そこに大胆な感情表現を旨とするイタリア趣味が融合し、より多彩になったという。
当コンサートは、そのあたりの広がりが描かれるようなプログラムだということで、何人か知らない作曲家がいるものの、非常に興味をそそられました。
果たして、とても軽やかで味のいい音楽でした。
仄かな芳香を纏ったヨーロッパの乾いた風に、頬を優しく撫でられるような心地よさ。
アンコールのラモーは季節の果物を添えた飛びきりのスイーツ。
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