東京リコーダー音楽祭に足を運びました(2019年8月24日、東京文化会館小ホールにて)。
これは、私のリコーダーの先生が主宰する音楽祭で、2日間にわたり開催されています。初日の第1部は独奏曲を中心とした演目で、こちらを聴いた次第(第2部を含む1日通し券は早々に完売した模様)。
手練れの演奏者が大小さまざまなリコーダーを駆使して、バロックから現代、そして映画音楽やジャズなど多岐にわたる演目を披露しました。
とりわけ印象に残ったのは、本村先生によるデュパール。鮮烈な響きと技巧は、時空を超えて胸に染み入りました。
吉澤さんの廣瀬量平はすごかった。曲の先鋭さもさることながら、リコーダーを分解したりまた戻したりというパフォーマンスにやられた。
田中さんによるロックの組曲は、素朴ななかに極めて精緻な技術の裏打ちを感じないわけにいかなかった。
江崎さんは「昼下がりの情事」ほか柔らかめの演目。演奏は面白かったし、なによりリコーダーとチェンバロの組み合わせで映画音楽をやれるんだという、新鮮な驚きがありました。
楽しかった。こんなことなら、2日間の通し券を購入すればよかったな。
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