千円前後のものを3枚買いました。
ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」など。
ロドリーゴ、ジュリアーニ、ヴィヴァルディのギター協奏曲 ジョン・ウィリアムス(ギター) オーマンディ(指揮)他ロドリーゴもいいけれど、ヴィヴァルディのギター協奏曲がいい。映画「クレイマー・クレイマー」で使われた曲です(古いかな)。なんだかウキウキした気分になります。GWのせいかも知れません。このCDではおまけみたいに最後に入っています。お買い得。
ドビュッシーの「海」とブリテンの「セレナーデ」と「イリュミナシオン」
ドビュッシー「海」とブリテンの歌曲 ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィル、シカゴ饗、ロバート・ティアー(T)他ジュリーニとロス・フィル蜜月期の録音。ディテイルが明瞭で輝かしい響きが心地よいです。これは、北斎の海というよりも、カリフォルニアの眩い海のようです。行ったことはありませんが。
ブリテンのは、まったりと北の海。悪くはないと思いますが、どうもイギリス音楽は少し苦手です。
それにしてもこのCD、ライナー・ノーツが異常に充実しています。
ブリテンの楽曲解説に4ページ弱費やされていますが、訳注が10。「純粋理性批判」なみです。そして「イリュミナシオン」はランボーの詩につけた曲なのですが、対訳が小林秀雄。きちんと旧カナです。
この2度おいしいCD、是非おためしを。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」他
アファナシエフの「展覧会の絵」とても遅い。体感では、ホロヴィッツの倍かかっているように感じます。
通常、ラヴェルの編曲版のほうが少し演奏時間は長くなりますが、この演奏はチェリビダッケより長いです。
アファナシエフは、変態的な演奏を得意とするピアニストですが(だから好きなのです)これはその面目躍如たる演奏です。2回聴けば慣れるような気がします。ただ、「森の情景」ほどの霊感は感じられませんでした。
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