ブーレーズを生では2回だけ聴いた。ブーレーズ・フェスティバルで。
シカゴ響との「ベリオ」はなかなかよかったが、ディスクに関しては1970年代までのほうが魅力的。
だから、彼のレコード芸術は、CBS時代が頂点だったとみている。
■シェーンベルク「ワルソーの生き残り」 BBC響、他
対訳を読みながら聴くと、あまりのなまなましさに慄然とする。語り手はギュンター・ライヒ。
■ブーレーズ「ル・マルトー・サン・メートル」 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
とても精緻に描かれた室内楽。淡い色彩感がおいしい。調性を超えた何かがある。
■ストラヴィンスキー「火の鳥」全曲 ニューヨーク・フィル
これこそレントゲンのような演奏。普段聴こえない音がわらわらと。それでいて、臨場感もたっぷり。
海へ。
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