モーツァルト「ジュピター」 カラヤン指揮ウイーン・フィルカラヤン指揮ウイーン・フィルによる「ジュピター」を聴く。
のっけからすごいレガート。後年にDGに入れた録音よりも顕著なようだ。いかにもカラヤンといった感じ、ちょっと違和感がないわけではないが、こんなゴージャスな始まり方もユニークで面白いじゃないか。
この冒頭が演奏内容を集約している。なんとも重厚なモーツァルトだ。ヴァイオリンはたっぷりと5プルトはありそうだし、コントラバスだって6本くらいはそろえているんじゃないかな、どうだろう。全体を通して、弦楽器がうねるうねる。コントラバスにいたっては、1楽章で軋んでいる。
2楽章も豊満。グッとためをつけた弦と木管とからみが絶妙。オーボエとフルートの音がまろやかだ。
重量級のメヌエットを経て終楽章。これは、めくるめく音の大伽藍である。壮大さは世紀末の交響曲を思わせるし、造形の美しさはバロックを想起さす。ラストの怒涛の追い込みには、シビレないわけにはいかない。
これは、「ジュピター」が演奏会の最後を飾るにふさわしい大交響曲であることを、改めて思い知らされる演奏だ。
1962年5月、ウイーンでの録音。
ホテルでの朝食。バイキング形式になっている。おかずは台湾風だが、味はまあまあ。
ホテル近くの劇場。
国父記念館。
ここでは1時間に一度、孫文の銅像の前で衛兵の交代式がある。
緊張が漂う。
地下鉄。西門から国父記念館へは乗り換えなしで行くことができる。
台北101。駐在していたときはまだオープン前だった。
101地下のスタンドでパイナップルジュースを飲む。コッテリと甘いが、のどが渇いていたのでうまかった。
昼食はホテル近くの食堂で牛肉麺。台湾に来たらこれを食べなきゃね!
PR