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「フィガロの結婚」 全曲聴き通し計画(その三)

2006.06.17 - モーツァルト
「フィガロの結婚」のハイライト版を聴いた。

ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

ルジェーロ・ライモンディ(アルマヴィーヴァ伯爵)
ルチア・ポップ(アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
バーバラ・ヘンドリクス(スザンナ)
ホセ・ファン・ダム(フィガロ)
アグネス・バルツァ(ケルビーノ)

バレンタイン監督ではないが、当時(1985年)のオールスター・キャストだ。
現在の野球の日本代表で言うならば、
1番・イチロー、2番・西岡、3番・福留、4番・松井秀、5番・松中…
と、いったあたりか。
打順については異論があるかも知れないが、ま、とりあえず。

このハイライト盤では序曲を含めて22曲が収録されている。
おいしい部分の総どりである。

そもそもオペラの流れを考えたCDではない。ゆえに、少々高をくくって
書き物をしながら、まず1回聴いた。

聴いたことのない、というか覚えていない曲がいくつかあった。
マリナーの指揮は、ほどよく早く柔らかな、中庸なもの。
なんて、実は序曲以外の演奏がいいのか悪いのかよくわからない。

2回目を本を読みながら聴いた。
最初と比べて、だいぶ面白い。
誰が何を歌っているのか、少し分かってきた(やっとかよ!)。
歌手のみんなが、でしゃばらず、自然に歌っている。
ちなみに、歌詞はまったくもって読んでいない。
全曲を聴くときのためにとってあるのである。
面倒だから、という言い訳もなくはない。

3回目は、もっと面白く聴けそうだ。
この演奏の全曲も「聴きたいリスト」に入れたくなってきた。


全曲聴きたいCDリスト:
・ジュリーニとフィルハーモニア管他(ジュリーニ好きなので)
・ベームとベルリン・ドイツ・オペラ管他(mozart1889さんお奨め)
・ショルティとロンドン・フィル他
・フリッチャイとベルリン放送饗他
・クイケンとプティット・バンド他(以上、Niklaus Vogelさんお奨め)
・本CDの全曲盤
・コーホー氏推薦のクレンペラー盤


ベーム盤
ベーム/ベルリン・ドイツ・オペラ

ショルティ盤
ショルティ/ロンドン・フィル


どうしよう。
相変わらず、「不惑」にはほど遠いのである。
いつになることやら…。



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Comment

無題 - Niklaus Vogel

吉田さん、こんばんは。いくぶん迷いましたが、ベームの「コシ」でTBさせていただきました。
まったく関係ないかもしれないのですが、このDOCUMENTSの10枚組みセットがあまりに魅力的なので…。
いくぶん涼しくなってきましたので、如何でしょう?(笑)
2006.08.28 Mon 23:18 URL [ Edit ]

Re:Niklaus Vogelさん、こんにちは。 - 管理人:芳野達司

ベームの「コシ」は名高いですね。複数のセットがあって、どれがどうなのか違いを把握していませんでしたが、貴ブログを読んで輪郭がわかりました。
それにしても、このDOCUMENTSの10枚組みセット、スゴイ。レコード屋に走らねば!
2006.08.29 09:48
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