「フィガロの結婚」のハイライト版を聴いた。
ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
ルジェーロ・ライモンディ(アルマヴィーヴァ伯爵)
ルチア・ポップ(アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
バーバラ・ヘンドリクス(スザンナ)
ホセ・ファン・ダム(フィガロ)
アグネス・バルツァ(ケルビーノ)
バレンタイン監督ではないが、当時(1985年)のオールスター・キャストだ。
現在の野球の日本代表で言うならば、
1番・イチロー、2番・西岡、3番・福留、4番・松井秀、5番・松中…
と、いったあたりか。
打順については異論があるかも知れないが、ま、とりあえず。
このハイライト盤では序曲を含めて22曲が収録されている。
おいしい部分の総どりである。
そもそもオペラの流れを考えたCDではない。ゆえに、少々高をくくって
書き物をしながら、まず1回聴いた。
聴いたことのない、というか覚えていない曲がいくつかあった。
マリナーの指揮は、ほどよく早く柔らかな、中庸なもの。
なんて、実は序曲以外の演奏がいいのか悪いのかよくわからない。
2回目を本を読みながら聴いた。
最初と比べて、だいぶ面白い。
誰が何を歌っているのか、少し分かってきた(やっとかよ!)。
歌手のみんなが、でしゃばらず、自然に歌っている。
ちなみに、歌詞はまったくもって読んでいない。
全曲を聴くときのためにとってあるのである。
面倒だから、という言い訳もなくはない。
3回目は、もっと面白く聴けそうだ。
この演奏の全曲も「聴きたいリスト」に入れたくなってきた。
全曲聴きたいCDリスト:
・ジュリーニとフィルハーモニア管他(ジュリーニ好きなので)
・ベームとベルリン・ドイツ・オペラ管他(
mozart1889さんお奨め)
・ショルティとロンドン・フィル他
・フリッチャイとベルリン放送饗他
・クイケンとプティット・バンド他(以上、
Niklaus Vogelさんお奨め)
・本CDの全曲盤
・コーホー氏推薦のクレンペラー盤
ベーム/ベルリン・ドイツ・オペラショルティ/ロンドン・フィルどうしよう。
相変わらず、「不惑」にはほど遠いのである。
いつになることやら…。
★古典音楽blogランキング!★クラシック音楽ブログ集★にほんブログ村 クラシックブログPR