ベートーヴェン 「皇帝」 ハンス・リヒター=ハーザー(Pf) ケルテス指揮フィルハーモニア管リヒター=ハーザーのベートーヴェン、第3弾は「皇帝」。バックは、ケルテス指揮フィルハーモニア管弦楽団。
リヒター=ハーザーのピアノはここでも剛健だ。大柄なスケッチで描くボリューム感は、あたかもカツ丼の大盛りのようだ。汗をかきかき、わき目もふらずにわしわしと喰らう。
とくに3楽章がいい。すみずみまで鳴りきった打鍵は、やや無骨であるがとても多彩、かゆいところまで手が行き届いていて気持ちがいい。
ケルテスの指揮は、ピアニストに合わせたようにゴツゴツした手触りがあり、すみずみにまで温かい血が通っているようだ。振り幅の広いフィルハーモニア管も素晴らしい。想像を超えていた。
「皇帝」のなかでこれは好きな演奏。ミケランジェリとチェリビダッケ(パリ管)、そしてバックハウスとクナッパーツブッシュ(ベルリン・フィル)のLPとともに、仏壇に飾りたいくらいだ。
1960年7月、ロンドン、アビー・ロード・スタジオでの録音。
ヤクルト対楽天(6/6)。
この日は天気が良く、最後まで観戦できた。ヤクルト先発の館山は中日キラーとしても名を馳せている憎いピッチャーで、この日は楽天を相手に好投。
世界の青木。功じゃないよ(←古っ)。
山崎武司。まだまだ4番でがんばれるよ。
ヤクルトの快勝かと思ったが、最後にもつれたためイム・チャンヨンを見ることができた。
サイドから150キロで向かってくる直球は、右打者からは打ちづらいだろうな。1点差まで詰め寄られたものの、なんとか逃げ切り。
楽天はいい選手が揃っているけど、負け試合をすべて選手のせいにする監督の下では嫌気がさすだろう。
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