ベートーヴェン「交響曲第7番」 バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィル先週の涼しさはなんだったのかというくらいに猛暑がぶり返している。気温の差が大きいときは体調を崩しやすいと思っていた矢先、入院していた義父が亡くなった。享年78歳。
何年か前に脳梗塞で倒れてから介護が必要になり、今年に入ってからは入退院の繰り返しであった。先週からは食事ものどを通らなくなったと聞いていたので、もしかしたら近いうちかと話していた。
大工の親方であったからというわけでもないのだろうけど、大酒飲みで毎晩ビール大瓶2本と酒を一升あけていた。ときどき一緒に呑んだが、ワタシがビール2本を空ける頃には、一升瓶の半分はすでに空だった。相手をするには呑みが足りなかったナ。
ベートーヴェンの交響曲7番を聴く。第2楽章以外は追悼に向いていないかもしれないが、これがいいのダ。
同じ大酒呑みのバーンスタインが指揮する、しなやかで歯切れのいい演奏で。
1964年、ニューヨーク、マンハッタン・センターでの録音。
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