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大関、バーンスタイン、ベートーヴェン「7番」

2011.08.13 - ベートーヴェン
 
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ベートーヴェン「交響曲第7番」 バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィル


先週の涼しさはなんだったのかというくらいに猛暑がぶり返している。気温の差が大きいときは体調を崩しやすいと思っていた矢先、入院していた義父が亡くなった。享年78歳。
何年か前に脳梗塞で倒れてから介護が必要になり、今年に入ってからは入退院の繰り返しであった。先週からは食事ものどを通らなくなったと聞いていたので、もしかしたら近いうちかと話していた。

大工の親方であったからというわけでもないのだろうけど、大酒飲みで毎晩ビール大瓶2本と酒を一升あけていた。ときどき一緒に呑んだが、ワタシがビール2本を空ける頃には、一升瓶の半分はすでに空だった。相手をするには呑みが足りなかったナ。



oozeki



ベートーヴェンの交響曲7番を聴く。第2楽章以外は追悼に向いていないかもしれないが、これがいいのダ。
同じ大酒呑みのバーンスタインが指揮する、しなやかで歯切れのいい演奏で。


1964年、ニューヨーク、マンハッタン・センターでの録音。

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Comment

おひさしぶりです - Yuniko

先日、バーンスタイン&ニューヨーク・フィルハーモニックのベートーヴェン交響曲全集を購入しました。シンフォニーエディションではなく、この夏に発売されたソニーのバジェットボックスです。
いいですね~バーンスタインのベートーヴェン全集旧盤!
ウィーン・フィルとの新盤を時々聴いていましたが、生気溌剌さでは完全に旧盤の勝ちです(ただし併録されてる序曲集は、ウィーン・フィルとの演奏の方がいいです)。
大昔に読んでいた音楽雑誌(今は亡きステレオ芸術)が、「アンサンブルの乱れも何のその。指揮台の“燃える男”のベートーヴェン」と評していました。たしかにアンサンブルに乱れはあるし、ウィーン・フィルと比べて音色は荒っぽいけど、それがベートーヴェンにマッチしていると思います。
大学時代にクラシック音楽を聴いていた先輩が「バーンスタインのベートーヴェン全集(旧盤)は絶対に聴いちゃダメだ。オケがスイングしまくってジャズのノリ。ヤンキー気質丸出しで、あんなものベートーヴェンじゃない」などと酷評していました。それに影響されて、27年後の今まで手を触れないままできましたが、惜しいことをしたと思っています。
現在、第1から第8(それと合唱幻想曲、エグモント、フィデリオ、レオノーレ3番、献堂式)を聴き、明日(というか今日)最後に残った第9を聴きます。
2012.11.15 Thu 00:42 [ Edit ]

ご無沙汰しております - 管理人:芳野達司

Yunikoさん、こんにちは。
バーンスタイン&ニューヨーク・フィルハーモニックのベートーヴェン交響曲全集をお聴きになったのですね。
実は私も、バーンスタインのベートーヴェンはウイーンフィルとのものを最初に聴きました。図書館で借りたそのLPはずっしりと重かった。
6番と9番以外は、もうこれ以上はないのじゃないかと思うほど気に入ったもので、ベートーヴェン全集の決定版と思っていました。

と、長年考えておりましたが、昨年、旧盤を聴いてこれまた面白かったのです。落ち着いたウイーン盤と比べて、なんと躍動感があることか!
どちらを取ると言われたら、今は、悩みつつもニューヨーク盤を取ります。
2012.11.15 19:02
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